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金沢市忠縄神社を散策!地面を真っ白に染めるギンモクセイと横に伸びた大きなマツ【忠縄町】

金沢市忠縄町にある忠縄神社の石造りの鳥居と境内の風景 金沢の神社・お寺めぐり

金沢市忠縄町にある忠縄神社(ただなわじんじゃ)へ行ってきました~(*’▽’)

今回は住宅地の中にある小さな神社を散策!

立派な鳥居や馬の像、横に大きく伸びたマツ、さらに地面を真っ白に染めるほど花を落としたギンモクセイまで、思った以上に見どころがありました( *´艸`)

しかも途中で近所の方から、境内のマツについて昔のお話まで聞くことができたんですよ~!

それでは、2026年10月22日の忠縄神社散策の様子を紹介していきます(*’▽’)

金沢市忠縄町の忠縄神社へ!源平合戦の時代に由来する神社

今回やってきたのは、金沢市忠縄町にある忠縄神社(ただなわじんじゃ)です!(*’▽’)

住所は石川県金沢市忠縄町89番地。

住宅地の中にある小さな神社ですが、実はその歴史はかなり古く、なんと平安時代末期の源平合戦にまでさかのぼると伝えられています!

忠縄神社の由緒|もとは忠縄八幡社だった!

忠縄神社の由緒によると、寿永年間(1182~1184年)の源平北国合戦の際、源氏方の大将がこの地域に本陣を構えたと伝えられています。

その家臣であった本保之次郎佐エ門がこの土地に住み着き、大将の守護神を祀ったのが神社の始まりとされているそうです。

当初は「忠縄八幡社」と呼ばれていたんだとか。

その後、明治6年(1873年)に村社となり、明治22年(1889年)には社殿を改築。

さらに明治40年(1907年)には白山社と合併して、現在の「忠縄神社」に改称されました。

昭和16年(1941年)にも本殿が改築されています。

源平合戦と関係する伝承が残っているとは、なかなか興味深いですね!(;゚Д゚)

忠縄神社に祀られている神様

忠縄神社の祭神として紹介されているのは、次の4柱です。

  • 応神天皇(おうじんてんのう)
  • 神功皇后(じんぐうこうごう)
  • 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
  • 伊弉冊尊(いざなみのみこと)

応神天皇と神功皇后は八幡信仰と関わりが深く、伊弉諾尊と伊弉冊尊は日本神話に登場する夫婦の神様です。

もともと八幡社だったことや、後に白山社と合併した歴史が、現在の祭神にもつながっているのでしょうね(*‘ω‘ *)

忠縄町は昔「忠縄村」と呼ばれていた!

ちなみに、神社がある忠縄町は、かつて河北郡忠縄村と呼ばれていた地域です。

歴史地名資料によると、忠縄村は才田村の南、森下川の左岸に位置していました。

この付近では昔、森下川の流路が現在とは異なっていたそうで、旧河道と新しい流路に挟まれた土地に集落があったとされています。

そして「忠縄」という地名は「忠縄手(畷)」を略したものと考えられているそうです。

さらに天文18年(1549年)の史料には「忠縄浄祐」という人物の名前も登場しており、戦国時代にも忠縄という地名が使われていたことが分かります。

普段は何気なく通り過ぎてしまうような住宅地にも、こんな歴史が残っているんですね~(*’▽’)

参考資料

石川県神社庁|忠縄神社

平凡社『日本歴史地名大系』「忠縄村」(コトバンク掲載)

※神社の創始に関する話は、由緒として伝えられている内容です。

それでは、実際に境内を歩いてみましょう~!(*’▽’)

金沢市忠縄町の忠縄神社の正面入口と石造りの鳥居

忠縄神社の鳥居に掲げられた忠縄神社と刻まれた石の扁額

まずは正面入り口から!

石造りの鳥居には、しっかり「忠縄神社」の文字が刻まれています。

正面から見ると、かなりすっきりした印象の境内ですね。

住宅に挟まれていて、大きなマツも生えているのに、青空がくっきりと覗いていて開放感があります(*’▽’)

参道もまっすぐ伸びていて、小さな神社ながらきれいにまとまっていますね~。

ガラスサッシに覆われたコンパクトな拝殿

ガラスサッシで覆われた忠縄神社の拝殿と手前の狛犬

こちらが忠縄神社の拝殿です!

小さくてコンパクトな社殿ですね(*’▽’)

特徴的なのは、拝殿の正面から側面にかけてガラスサッシで覆われているところ。

外からでも内部の様子が少し見えますが、建物そのものはしっかり守られているような造りになっています。

手前には狛犬も置かれていて、神社らしい雰囲気が感じられます(*‘ω‘ *)

紅葉し始めたモミジと躍動感たっぷりの馬の像!

忠縄神社にある前脚を高く上げた馬の像と背景の色づき始めたモミジ

そして、田中が気になったのがこちら!

躍動感のある馬の像!

前脚を大きく持ち上げた姿が、なんともかっこいい~( *´艸`)

馬の胴体には紋のような装飾も見られます。

さらに背景には、紅葉しつつあるモミジ!

まだ緑色の葉も残っていますが、少しずつ赤や橙色に変わってきていますね。

このモミジと馬の像が重なる景色、なかなかいいんじゃないでしょうか(*’▽’)

神社に馬の像が置かれるのは、古くから馬が神様と関わりの深い動物とされてきたことにも関係しています。

さて、社殿の見学はこのくらいにして……。

では、いつもの自然観察~!\(^o^)/

横に大きく伸びたマツ!近所の方から60年前のお話も聞けた

忠縄神社の境内で幹を横方向に大きく伸ばしたマツと支え木

まずは、境内の横にある大きなマツ!

これ、ものすごく横に伸びているんですよ(;゚Д゚)

支えがないと自分の重さで折れちゃうんじゃないかと思うほど、太い幹が横方向に成長していますw

本当は真横から撮影したかったんですが、すぐ横には住宅があって、角度によっては窓から室内まで写ってしまいそうだったので断念……。

うーん、残念すぎる( ;∀;)

でも、実際に見るとかなり迫力のあるマツでした!

なんと60年前、このマツにぶら下がって遊んでいたらしい!

実はこのとき、ちょっと面白い出来事がありましてw

神社の周りをコソコソ歩きながら写真を撮っていた田中。

しかもヘルメットまでかぶっていたので、相当怪しい人に見えたのかもしれません( *´艸`)

そんな田中を見かねたのか、近所の方が声をかけてくれたんです。

そこで、この大きなマツについて聞いてみると……。

なんと、その方は60年ほど前、このマツにぶら下がって遊んでいたんだとか!

ええ~!そんな昔からこの形だったんですね(≧▽≦)

そのお話から、樹齢は100年くらい、あるいはそれ以上あるんじゃないかという話にもなりました。

もちろん正確な樹齢が分かっているわけではありませんが、少なくとも60年前には子供がぶら下がって遊べるほどの木だったというのは、なかなかすごいですよね。

昔の子供たちがこのマツで遊んでいた光景を想像すると、なんだか面白いです(*‘ω‘ *)

それにしても、この地面を這うような姿……。

まさに地に伏せた竜を表す「臥竜松(がりゅうまつ)」って、こういう形のことを指すんでしょうか?

田中、全然詳しくないw

横から撮れなかったのは本当に残念だけど、近所の方のお話まで聞けて、いいものを見られました( *´艸`)

地面が真っ白!?大きなギンモクセイを発見!

忠縄神社の社殿横に大きく枝葉を広げるギンモクセイの木

お次は社殿の横にある、この大きな木!

さて、なんの木だと思います?(*’▽’)

葉がたくさん茂っていて、丸く大きな樹冠をつくっていますね。

実は、この木の正体を教えてくれるものが足元にありました!

忠縄神社のギンモクセイの木の下で白い落花が一面に広がる地面

見てください、この地面!

なんだか白く染まっているんですよ(;゚Д゚)

苔の緑色の上に、白いものがびっしり!

近くで見てみると……。

苔の生えた地面に大量に落ちたギンモクセイの小さな白い花

うわあああ!

まるで白米をぶちまけたみたいな大量の白い花!w

しかもよく見ると、どの花もまだ白くてきれいな状態なんですよ。茶色く変色した花がほとんど見当たりません(;゚Д゚)

古くなった花と新しく落ちた花が混ざっている感じではなく、どれも同じくらい新鮮そう!まるで一斉に地面に落ちたかのような状態ですね(*’▽’)

これはすごい……!

そして見上げてみると……。

忠縄神社のギンモクセイの枝にまだ残っている白い小花と光沢のある緑の葉

まだ少し花が残っていました!

そう、この木の正体はギンモクセイ(銀木犀)です!(≧▽≦)

ギンモクセイとキンモクセイの違いは?

秋になるといい香りを漂わせるキンモクセイ(金木犀)は有名ですよね。

キンモクセイは橙色から黄色っぽい花を咲かせますが、今回見つけたギンモクセイは白い花を咲かせます。

そして、香りにも違いがありました!

キンモクセイといえば、少し離れたところからでも気づくような独特の甘い香りがありますよね。

ところが、このギンモクセイはそれほど強い香りがしません。

近くまで顔を寄せて、ようやく優しい花の香りがする程度でした(*‘ω‘ *)

花の色だけでなく、香りの強さにも違いがあるんですね~。

10月22日にはほとんど散っていた!開花時期は?

それにしても、これだけの花が地面に落ちているということは、少し前まで木全体に白い花が咲いていたんでしょうね。

あと3日ほど早く来ていたら、花がたくさんついた真っ白な木を見られたかもしれないのに……。

惜しい~!( ;∀;)

ちなみに今回訪れたのは、2026年10月22日。

この時点で、田中家のキンモクセイも、奥卯辰山で見たキンモクセイも、すでに花が終わっていました。

今回の観察だけで考えると、金沢周辺ではギンモクセイとキンモクセイの花の時期はほぼ重なっていて、ギンモクセイの方が少し遅い可能性もありそうですね(*’▽’)

ただし、開花時期は木の個体差や気温などによっても変わるので、毎年同じ順番で咲くとは限りません。

それでも、この白い花が地面いっぱいに広がる景色は十分きれいでした!

これはこれで、花が散った時期ならではの楽しみ方ですね( *´艸`)

最後はキバナコスモスとノゲイトウ!ゴミ捨て場にも秋の彩り

忠縄神社の近くのゴミ捨て場から顔を出すオレンジ色のキバナコスモスと赤紫色のノゲイトウ

最後に見つけたのが、こちらの花たち!

なんと神社横のゴミ捨て場の中から、キバナコスモスとノゲイトウが顔を出していましたw

オレンジ色のキバナコスモスが鮮やかですね~(*’▽’)

そして奥には、赤紫色の細長い花をつけたノゲイトウも見えます。

まさに、ゴミ捨て場にも彩りを!って感じでしょうか?( *´艸`)

こんな場所でも、植物たちは元気に花を咲かせているんですね。

神社の境内だけでなく、周りのちょっとした場所にも目を向けてみると、意外な発見があるものです。

忠縄神社を散策して!小さな神社でも発見がいっぱい

というわけで、金沢市忠縄町にある忠縄神社を散策してきました~!(*’▽’)

正直、小さな神社なので、最初はそこまで見どころがあるとは思っていませんでしたw

でも実際に歩いてみると、かっこいい馬の像があったり、横に大きく伸びたマツがあったり、ギンモクセイの花で地面が真っ白になっていたり!

さらに近所の方から、60年前にマツにぶら下がって遊んでいたという昔のお話まで聞けました。

こういう地元の方の記憶って、実際に訪れてみないとなかなか出会えないものですよね(*‘ω‘ *)

小さな神社のわりに、なかなか面白かったんじゃないでしょうかw

こういう小さな発見がいくつもあるから、散策は楽しいんですよね~(*’▽’)

おまけ:実はキンモクセイはギンモクセイから派生した植物?

今回、忠縄神社で見つけたギンモクセイ(銀木犀)。

白い花を咲かせるギンモクセイと、オレンジ色の花を咲かせるキンモクセイ(金木犀)。

名前も姿もよく似ていますが、実はこの2つ、ただの近縁種というだけではないんです!(*’▽’)

キンモクセイは、ギンモクセイの変種として扱われることがある植物なんですよ!

植物の学名では、ギンモクセイはOsmanthus fragrans、キンモクセイはOsmanthus fragrans var. aurantiacusと表記されることがあります。

この「var.」は変種を意味する言葉。

つまり、この分類ではキンモクセイはギンモクセイと同じ種に属し、その中で花の色などに違いがある変種という扱いになるんですね(≧▽≦)

ただし、これはギンモクセイの木から突然キンモクセイが生まれたという意味ではありません。分類上の関係を表したものです。

ちなみに、キンモクセイは橙黄色の花と強い甘い香りが特徴ですが、ギンモクセイは白っぽい花を咲かせ、香りも比較的穏やかです。

今回の忠縄神社でも、ギンモクセイの香りは近くで嗅いでようやく分かる程度でしたね(*‘ω‘ *)

普段はキンモクセイの方が有名ですが、そのキンモクセイがギンモクセイの変種として扱われているなんて、ちょっと意外じゃないでしょうかw

こんな記事も上げてるよ~

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