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金沢市の犀川河川敷で自然観察!アレチウリやオオオナモミが大繁殖|秋の植物と昆虫を調査

金沢市玉鉾の犀川沿いで、アレチウリやクズなどの植物が散策路の両側に生い茂る様子 生き物・植物観察

2026年10月10日、金沢市玉鉾の犀川付近へ自然観察に行ってきました~(*’▽’)

まあ、玉鉾公園そばのコスモスロードを見に行ったついでなんですけどねw

今回歩いたのは、示野中橋から若宮大橋までの犀川沿いです。

土手にはクズやアレチウリなどの植物がびっしり!一方で、コスモスやセイタカアワダチソウなど、秋らしい花も見られました。

河川敷まで下りて川を眺めたり、植物についた昆虫を探したりと、なかなか面白い散策になりましたよ~(*’▽’)

金沢市玉鉾の犀川沿いを散策!示野中橋から若宮大橋まで

金沢市玉鉾の犀川沿いにある植物に囲まれた散策路

今回田中が歩いたのは、示野中橋と若宮大橋の間にある犀川の土手です。

ランニングや散歩などに利用されている道で、この日も何人もの人とすれ違いました。

犀川沿いの散策路に咲いていたピンク色のコスモス

10月の今は、一部でコスモスが綺麗に咲いています。

この通りには桜並木もあり、春にはまた違った景色を楽しめそうですね~(*’▽’)

犀川沿いの土手から見た川と周辺の街並み

一部には草が刈り取られ、少し開けた場所もあります。

ここから見えている橋が若宮大橋です。

土手の下を見てみると、クズやアレチウリなどの植物がびっしり!

一面緑色で、どこまでがどの植物なのか分からないくらい生い茂っていますw

アレチウリの藪道を抜けて犀川の河川敷へ!

土手を歩いていると、アレチウリの藪の中に細い道ができている場所を発見!

クズやアレチウリなどの植物が生い茂る犀川の河川敷

釣り人が利用している道なのかと思っていたら、実際にここから釣り竿を持った人が出てきました。

どうやら釣り人が通っているのは間違いなさそうです。

ということで、田中も侵入してみますw

草が生い茂る犀川の広い河川敷

かろうじて分かる道を頼りに進んでいくと、河川敷に出ることができました(*’▽’)

ここまではクズやアレチウリのようなツル植物も入り込んでいないようです。

河川敷の奥に見えている橋は示野中橋です。

水の透明度が高く川底の石が見える犀川

そして目の前に現れた犀川!

犀川の河川敷に流れる川と対岸の建物

石が多く見える犀川の浅い流れと河川敷

川幅のわりに、今は水量が少ないようですね。

それにしても、街中を流れる川なのにこの澄み具合!

めちゃくちゃ綺麗ですよね~(*’▽’)

小魚もあちこちでライズしていました。水面に魚が現れる様子を見ているだけでも楽しいです。

自分の地元を流れる一級河川が、こうして綺麗な状態に保たれているのは、それだけで嬉しくなりますね( *´艸`)

それでは来た道を引き返しながら、今回見つけた植物や生き物を紹介していきます~!

犀川沿いで見つけた秋の花や植物

河川敷にぽつぽつ咲いていたコスモス

犀川の河川敷で砂利の間から咲いていたピンク色のコスモス

まずは河川敷にぽつぽつと咲いていたコスモス。

近くにあるコスモスロードから種が飛んできたのでしょうか(*‘ω‘ *)

増水したときに、上流から種が流れてきた可能性もありますね。

藪道で見つけたムラサキツメクサ

犀川沿いの藪道に咲いていたピンク色のムラサキツメクサ

こちらは藪道に生えていたムラサキツメクサ。

クローバーの仲間で、ピンク色の小さな花が集まって丸い花を作っています。

立派な花穂をつけたエゴマ

犀川沿いの藪道で花穂をつけていたエゴマ

続いても藪道で見つけたエゴマ。立派な花穂がついていました!

エゴマの葉は焼き肉などで肉を包んで食べたりしますよね。

でも田中はあんまり食べないかなw

サンチュの方がフレッシュ感が強くて好きだし、同じシソ科の葉ならアオジソの香りが好きなので、そっちを選んじゃいます( *´艸`)

秋の河川敷で目立つセイタカアワダチソウ

犀川沿いで群生する黄色いセイタカアワダチソウ

黄色い小さな花を多数つけたセイタカアワダチソウの花穂

今の時期、あちこちに群生していて一番目立っているであろう野花がセイタカアワダチソウです。

鮮やかな黄色い花を大量につけるので、遠くからでもよく目立ちます。

近くのコスモスロードにも、植えられているの!?と思うくらいまとまって生えていましたw

土手脇を白く染めるシャクチリソバ

犀川の土手脇で白い花を咲かせるシャクチリソバの群落

シャクチリソバの小さな白い花の集まり

この土手脇を白く染めていたのがシャクチリソバです。

ソバやミゾソバと同じタデ科の植物で、小さな白い花をたくさん咲かせています。

この環境が合っているのか、群雄割拠の強雑草たちの中でも負けずに勢力を維持していますねw

ソバの仲間なので実をつけ、食べることもできるようですが、一般的には食用向きではありません。

日本には明治時代に薬用植物として持ち込まれたとされているそうです。

小さなピンク色の花をつけるイヌタデ

犀川沿いに咲いていたピンク色のイヌタデの花穂

続いても同じタデ科のイヌタデ。

小ぶりなものが所々に咲いていました。

ピンク色の小さな花が集まっていて、近くで見るとなかなか可愛らしいですね~(*’▽’)

犀川の土手を覆うアレチウリ!花にはミツバチやハナアブが集合

犀川沿いの土手を覆い尽くすアレチウリの群落

そして、この土手の覇者の一つがアレチウリです。

ツルを伸ばして周囲の植物に絡みつき、広い範囲を覆っていました。

アレチウリの葉と小さな花が多数ついたツル

アレチウリは小さな花をたくさんつけていて、その周囲をミツバチやハナアブが飛び回っています。

アレチウリの小さな花を訪れているミツバチ

花を多数つけているアレチウリの群落とハナアブ

近くにはコスモスも咲いているのに、そちらには見向きもせずアレチウリに群がっていました。

単純にこの植物の蜜や匂いがお気に入りなのでしょうか?

それとも、足元の低い位置に群生しているので、風の影響を受けにくいからなのか……。

理由は分かりませんが、これだけ昆虫が集まっているのを見ると、アレチウリの花も彼らにとっては魅力的なのかもしれませんね(*’▽’)

アレチウリの実はトゲだらけ!触ると痛いので注意

鋭いトゲと毛に覆われたアレチウリの緑色の実

アレチウリには独特な形の実もついていました。

毛に混ざって鋭いトゲが生えているので、不意に触ると痛いですよ!w

服越しでも刺さることがあるので、もし知らずにこの群生地帯へ飛び込んだら、とんでもないことになります(;゚Д゚)

虫食い穴のある葉に止まっていた小さなマルカメムシ

一部虫食いのあった葉にはマルカメムシがついていました。

カメムシの中でも小さな種類ですが、臭いは強いやつです( ;∀;)

オオオナモミも大量発生!くっつき虫の実と虫食いだらけの葉

クズなどの植物と混ざって群生するオオオナモミ

写真に写っている、クズと混ざって生えている植物はオオオナモミ。

これもこの一帯の覇権を争っていた植物でしたw

葉の大きさが似ているので一緒に生えていると分かりづらいですが、クズの葉は丸っこい小葉が3枚集まった形で、オオオナモミの葉は1枚で角張った形をしています。

オオオナモミの枝に多数ついたトゲだらけの緑色の実

かぎ状のトゲが密生したオオオナモミの実の拡大写真

くっつき虫の中でも、特に見た目が強そうなアレですよ( ゚Д゚)

見た目はアレチウリの実より強そうですが、こちらのトゲは先端がかぎ状になっています。

動物の毛や人間の服に引っかかり、種子を遠くまで運んでもらう仕組みですね。

オナモミと聞けば、珍しくもなんともない植物だと思われがち。

でも実は、現在よく見かけるのは北米原産の外来種であるオオオナモミです。

一方、在来種のオナモミは各地で数を減らし、絶滅が心配されている植物なんです(;゚Д゚)

オオオナモミの葉にはカメムシやグンバイムシも!

虫食いによって穴だらけになったオオオナモミの葉

オオオナモミの葉はボロボロになっているものが多く、あちこちに虫食いの跡がありました。

オオオナモミの葉に止まっていた緑色のカメムシの幼虫

葉の上にはカメムシの幼虫も発見!

虫食い穴が多数ある葉の裏側についた小さな昆虫

葉の裏側には、グンバイムシと思われる小さな昆虫もたくさんついていました。

これだけ葉が食べられたり傷んだりしていても、実を大量につけているのがすごいですねw

マルバルコウソウの花も終盤!秋の犀川で見つけた小さな花

犀川沿いの草むらで咲いていたオレンジ色のマルバルコウソウ

最後に見つけたのは、少しだけ咲いていたマルバルコウソウです。

9月にはあちこちで見かけたこの花も、かなり数が少なくなっていました。

花が終わり、種子ができ始めているものもあります。

ちなみに、この土手ではマメアサガオは1つも見つかりませんでした。

アサガオの仲間たちの花の時期も、そろそろ終わりのようですね~(*´ω`*)

犀川の河川敷で感じた外来植物の勢いと自然環境

それにしても、人の手が入りづらい河川敷周辺は、植物の勢力争いを観察するのに最適で面白い場所ですね!

今回歩いた犀川沿いでは、アレチウリやオオオナモミ、セイタカアワダチソウなど、外来植物が広い範囲に繁殖している様子が目立ちました。

特にアレチウリのように、周囲の植物を覆い尽くしてしまう種類は、在来植物の生育にも影響を与えるおそれがあります。

今回の犀川沿いで見つけた外来植物

  • アレチウリ:北米原産。特定外来生物に指定されている侵略性の高い植物。ツルでほかの植物を覆い、河川敷の植生に大きな影響を与えるおそれがあります。
  • オオオナモミ:北米原産。実が動物の毛などに付着して広がる外来植物で、河川敷や荒れ地などに群生します。
  • セイタカアワダチソウ:北米原産。地下茎や種子で増え、草地に大きな群落を形成することがあります。
  • シャクチリソバ:ヒマラヤ周辺原産。薬用植物として持ち込まれたとされ、河川敷などで群生することがあります。
  • マルバルコウソウ:熱帯アメリカ原産。ツルを伸ばしてほかの植物に絡みつき、道端や草地などに広がります。
  • ムラサキツメクサ:ヨーロッパなどが原産。牧草などとして導入され、現在は道端や草地で普通に見られます。
  • コスモス:メキシコ原産。観賞用として広く栽培され、野外でも見られます。

こうして並べてみると、今回見つけた植物だけでも外来種が多いですね!

もちろん、外来植物だからといって、すべてが同じように生態系へ悪影響を与えるわけではありません。

ただし、アレチウリのように侵略性が高く、法律で規制されている植物も存在します。

今回の散策では、外来植物の花にたくさんの昆虫が集まっている様子も観察できました。植物同士の競争だけでなく、昆虫との関わりまで見られるのが自然観察の面白いところですね。

もともとは人間が持ち込んだ植物たち。だからこそ、必要な場所では人間が責任を持って管理し、在来植物が生きられる環境を守ることも大切なのかもしれませんね(*´ω`*)

おまけ:外来植物は見つけたら勝手に抜いてもいいの?

今回の犀川沿いには、アレチウリをはじめとした外来植物が大量に生えていました。

これだけ増えているなら、見つけたときに少しでも抜いた方がいいのでは?と思うかもしれません。

実は、外来植物を抜くこと自体が、法律ですべて禁止されているわけではありません。

ただし、公園や河川敷などでは土地の管理者が決まっており、場所によっては植物の採取や除去に制限があります。大規模な草刈りなどには許可が必要になる場合もあるため、まずは管理者に確認するのが安心です。

さらに注意したいのが、今回見つけたアレチウリのような特定外来生物です。

特定外来生物は、生きたままの運搬や保管などが原則禁止されています。駆除のために抜くことはできますが、抜いた株や種子を何も考えずに持ち帰ってはいけません。

防除活動として一定の条件を満たせば運搬できる場合もありますが、個人で判断するよりも、自治体や河川管理者に相談する方が確実ですね。

また、外来植物だからといって、すべてが駆除対象というわけでもありません。植物の種類を間違えて在来種を抜いてしまう可能性もあります。

自然を守ろうとして、かえって環境を傷つけてしまっては本末転倒です(;゚Д゚)

もし気になる外来植物の群生地を見つけたら、まずは写真や場所を記録して、管理者や自治体に相談してみるのがよさそうですね~(*´ω`*)

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