雨上がりの田んぼ周辺を見ていく~(*’▽’)
釣りに使えそうなミミズでも地面に出ていないかな~と思い、田んぼ沿いの道を探してきました!
田んぼの中は人の土地なので、もちろん勝手に入ったり土を掘ったりはできません。
今回は雨上がりの地面や側溝に出てきたミミズを期待して出発です。
ミミズを探すための装備
一応、用意した装備はこれ。
土を入れた虫かごに、ピンセットと扇子w
まあ結論から言ってしまうと、ミミズは見つけたものの、地面や側溝に出ている個体は少なかったので採取は諦めました(‘;’)
田んぼの道はこんな感じ。
これは厳しそうだなと最初から気づいてたw
そのため、だいぶ早い段階から目的を7月の田んぼ周辺で見られる生き物と植物の観察に切り替えました( `ー´)ノ
田んぼ周辺にいた大きなミミズ
ちなみに、田んぼの土が見えているところをのぞくと、ミミズはびっくりするほどいます。
体の一部しか見えていなくても、かなり立派なミミズなのが分かります。
こういうのが、あちこちから顔?をのぞかせてる( ゚Д゚)
こちらはミミズが通ったと思われる穴の痕跡。
人の足音や振動を感じると、すぐに土の中へ隠れてしまいます。
田んぼの中へ手を入れるわけにはいかないので、道沿いを探していると、木片の下に隠れていたミミズを1匹だけ発見!
タバコの箱と比べてもかなりでかい!
ナマズやウナギ釣りの餌に良さそうですが、今回はリリースしました( ゚Д゚)
栄養を含んだミミズのふんも、そこら中に山盛りになっていました。
ミミズは土を掘り進み、有機物を分解しながらふんとして土へ戻していきます。
こうした小さな働きも、田んぼ周辺の豊かな土を支えているんでしょうね( *´艸`)
田んぼ周辺で見つけた生き物
ミミズ以外の生き物もいろいろ見つけた~。
田んぼの中にも側溝にもいたタニシ。
まだ小さなトノサマガエル。
イネの葉に擬態したショウリョウバッタ。
動かないほうが見つからないだろうに、ジャンプするからすぐ見つかるw
バカでかいコガネグモ。
大きくてかっこいいからペットにも良さそうだけど、餌の用意が面倒そう(._.)
クズの葉を食べていたゴマダラカミキリ。
なんでも食べるなコイツ。
イヌホオズキ、別名バカナスの葉を食い荒らすニジュウヤホシテントウの幼虫。
イヌホオズキは有毒成分を含むナス科の植物なので食用にはできませんが、家庭菜園のナスやジャガイモまで狙われたら発狂するやつ(; ・`д・´)
成虫もいたよ。
テントウムシの仲間なのに「テントウムシダマシ」なんて不名誉な名前で呼ばれることもあります。
アブラムシなどを食べる肉食性のテントウムシとは違い、ニジュウヤホシテントウはナス科植物の葉を食べ、こんなふうに葉脈を残してレース状にしてしまうからですね。
キジのつがいとサギも発見
そして今回見つけて一番うれしかったけど、同時に一番悔しくもあったキジ。
画質!!!
しかも、つがいだったのに……( ;∀;)
「ケーン」に近い鳴き声も聞こえ、早朝の田んぼに響くほどの音量でした。
やっぱりスマホ用の望遠レンズみたいなものを用意するべきだよな(._.)
サギもいたよ~。
かなり離れていたのに、こちらに気づいた途端に飛んでいきました。
鳥は警戒心が強いので、スマホだけで近くから撮影するのは難しいですね。
7月の田んぼで咲くイネの花
続いては植物を見ていきます。
出穂し、たくさんの稲穂をつけたイネ!
よく見ると、小さな花も咲いています(*’▽’)
正確には、外から目立って見えているのはイネのおしべです。
よく見ないと気づかない小ささですよね。
田んぼ周辺はイネ科植物だらけ
イネに混ざって、同じイネ科のカズノコグサと思われる植物もしれっと生えていました( ゚Д゚)
穂の形が正月に食べる数の子に似ていることが名前の由来らしいけど……似てるか?w
並んだ小穂だけを見ると、田中にはコバンソウっぽくも見えます。
そして当然、イネ科のエノコログサも。
ねこじゃらし~( *´艸`)
またまたイネ科!
こちらはムギクサと思われます。
穂から長い芒が伸びていて、たしかに小さな麦のような姿。
ムギクサはオオムギ属の植物ですが、食用として栽培されている麦ではありません。
鋭い芒や殻の処理も大変なので、見た目がおいしそうでも食べるのはやめておきます( ゚Д゚)
これもイネ科だと思いますが、離れた場所に生えていたので詳しい種類までは分かりませんでした。
カニツリグサの仲間にも見えるし、まだ穂が成熟していないメヒシバの仲間にも見えるような……。
いずれにしても、イネ科植物は田んぼ周辺のあちこちに生えているということです(*’ω’*)
種類の特定は難しいけど、細長く伸びる似たような葉なので、イネ科らしさだけは分かりやすいですね。
田んぼ周辺で見つけた花
ほかにも、いくつか目についた花がありました。
イネに隠れているのに、花だけは丸見えだったオモダカ!
矢じり形の葉も特徴的で分かりやすい植物ですが、今回はイネの中に完全に隠れていました。
ヘクソカズラも見つけた!
葉や茎を傷つけると強いにおいがすることで知られる植物です。
秋になると黄褐色の実ができ、乾燥させたものは飾りにも使われるみたい。
採っても問題なさそうな場所か確認して、秋にちょいといただこうかな(*’▽’)
かわいいツユクサも咲いていました。
小さいけど、鮮やかな青色がとてもきれいな花(*’▽’)
雨上がりの田んぼ周辺散策を終えて
本来の目的だった釣り餌用のミミズは採れませんでしたが、田んぼ周辺の生き物や植物をいろいろ観察できました。
ミミズやタニシ、カエル、昆虫、野鳥、イネ科植物、田んぼに咲く花まで、地味に見えてかなり生き物の多い場所です。
7月でも、曇った日の早朝なら涼しくて気持ちよく散策できました~(*’▽’)
ここも季節ごとに変化を見られる定点観察の場所にしようかな( *´艸`)
地味だけどw
おまけ:田んぼ周辺にできている生態系ピラミッド
今回見つけた生き物たちを見返してみると、田んぼ周辺だけで小さな生態系ができていることが分かります。
まず土台になるのが、太陽の光を使って成長するイネや畦の植物、田んぼの中に発生する藻類などです。
それらを食べるのが、タニシやバッタ、ニジュウヤホシテントウなどの生き物。
さらに植物を食べる虫や小さな生き物を、クモやカエルが捕食します。
その上には、カエルや昆虫、小魚などを狙うサギやヘビといった捕食者もいます。
今回見つけたキジは昆虫や植物の種などを食べる雑食性なので、ピラミッドの複数の段階に関わっている存在ですね。
そして忘れてはいけないのが、落ち葉や生き物の死骸などを分解するミミズや微生物。
分解されたものは再び土の栄養となり、イネや周辺の植物に利用されます。
植物→草食の生き物→カエルやクモ→鳥やヘビというピラミッドがあり、その外側ではミミズや微生物が栄養を土へ戻しているということです。
ただし、実際の生き物は一種類の餌だけを食べているわけではありません。
きれいな一つのピラミッドというより、いくつもの「食べる・食べられる」がつながった食物網になっています。
ただの田んぼ道に見えても、足元から空の鳥まで全部つながっています(*’▽’)
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