ツバメの卵から巣立ちまでを観察!約1か月の成長記録とトンボの墓場

巣立ちの日に巣の上へ並んで外を見る2羽のツバメのヒナ 生き物・植物観察

無事、2回目のツバメたちも巣立っていきました~(*’▽’)

毎日ではありませんが、卵の頃から巣立つまでの様子を少しずつ記録していたので、日付順に紹介していきます。

6月18日:巣の中に卵を確認

6月18日に撮影したツバメの卵です。

6月18日に確認したツバメの卵

巣立った7月17日から数えると、ちょうど1か月ほど前ですね。

6月30日:ツバメのヒナが誕生

6月30日には、ヒナが生まれていました。

気づいたら生まれていたツバメのヒナ

おそらく、撮影する数日前には生まれていたのかな?

まだ目も開いておらず、ほとんど一日中寝ています。

7月3日:少しずつ羽が生えてきた

7月3日、ヒナたちに少しずつ羽が生えてきました。

産毛に混ざり、羽も生え始めてきたツバメの子供

今になって画像を確認していて気がついたけど、巣の中にコガネムシらしき虫が紛れ込んでるw

セミの幼虫にも見えるけど時期的に早すぎるし・・まあどちらにせよまだ食べられなかったね(*´ω`*)

7月6日:目が半開きに

7月6日になると、ヒナたちの目が半開きになっていました。

体全体的に羽が生え始め黒っぽくなったツバメの子供

巣の中で、親鳥が餌を持って帰ってくるのを待機中です。

7月11日:翼の形がしっかりしてきた

7月11日、かなり羽が生えそろってきました。

翼の形ができ始めてきたツバメの子

まだ少し産毛も残っていますが、翼の形がはっきり分かるようになっています。

7月12日:巣から外を見るようになった

7月12日には、目もぱっちり開いています。

巣の外をうかがい始めたツバメの子供

巣から顔を出し、地面や外の様子を眺めている子が増えてきました。

7月13日:巣立ちまでもう少し

7月13日のヒナたち。

親鳥の姿に近づいてきたツバメの子供たち

体つきもかなりツバメらしくなりました。
もうそろそろ巣立ちだね(*’▽’)

7月14日:巣の中を動き回る

7月14日になると産毛がほとんど見えなくなり、ヒナたちは巣の中を活発に動き回っていました。

産毛が見えなくなり、飛び立つ間際のツバメのヒナ

7月15日:みんな外が気になる

7月15日、みんな外の様子が気になるようで、巣から並んで顔をのぞかせています。

巣立つ寸前の成長したツバメのヒナ

帰ってきた親鳥と並んだところも撮影できました。

ツバメの親子、よく見ると親と子で姿が違うのが分かる

子供はくちばしの周りが黄色く、体もふっくらしています。
それに比べて、親鳥はくちばしが黒く、体も細くてすらっとしていますね。

並んでいると親子の違いが分かりやすいです(*’▽’)

7月16日:巣の周りに羽が落ちていた

7月16日、まだヒナが飛んでいるところは確認できていません。

羽ばたく練習から始めるツバメのヒナ

しかし、巣の周りには羽があちこちに落ちていました。

ツバメの巣の周囲に散乱していた羽の1枚

タバコの箱と並べて、大きさも比較してみます。

ツバメの羽と煙草の箱の大きさ比較

小さいけど立派な羽です( ゚Д゚)

7月17日:ついにツバメのヒナが巣立った!

7月17日の朝9時ごろ、ついに子供たちが巣の周りを飛び始めました~(*’▽’)

ツバメのヒナたちが飛び始めたのを確認できた日

まだ長い時間は飛べないようで、少し飛んでは休憩するのを繰り返しています。

巣立つために飛ぶ練習を始めたツバメのヒナ
うまく飛べず物陰で休憩しているツバメのヒナ
巣の近くの電線に集まる巣立ったツバメのヒナ

まだ翼の動かし方がよく分かっていないのか、一生懸命バタバタと動かしながらホバリングしていました。

こんな面白い場面だったのに、動画は撮っていません(; ・`д・´)

7月18日:巣から誰もいなくなった

そして7月18日。

巣の中には、もう誰もいませんでした。

無事巣立ち、誰も帰ってこなくなった日のツバメの巣

みんな無事に旅立っていったようです( ;∀;)

卵の頃から見ていたので、誰もいなくなった巣を見ると少し寂しいですね。

巣立ったツバメは河北潟の集団ねぐらへ?

巣立ったツバメたちは、すぐに海を渡るわけではありません。

巣立った若鳥や子育てを終えた親鳥は、水辺のヨシ原などに「集団ねぐら」を作り、長い渡りに備えて昆虫を食べながら体力をつけます。

この辺りでは河北潟が有名で、8月上旬から下旬ごろには約3万羽ものツバメが集まることもあるそうです( ゚Д゚)

その後は体力のある成鳥から少しずつ南へ渡り始め、シーズン後半になるほど集団ねぐらには若鳥が多く残るようになります。

渡るときは数万羽が一斉に海を越えるのではなく、小さな群れや単独で移動することが多いようです。

河北潟周辺の川の上で餌をとっていたツバメの群れ

これは河北潟周辺の川に架かる電線へ、少しずつ集まり始めたツバメたち。

河北潟のどこかには数万羽が集まるヨシ原の集団ねぐらがあるはずなので、今度は日没前を狙って探してみたいですね(*’ω’*)

河北潟の集団ねぐらについては、日本野鳥の会の「全国のツバメのねぐらマップ」でも紹介されています。

巣の下にできた「トンボの墓場」

今回、子育て後半に面白い発見もありました。

親鳥はヒナを早く大きくしようとしているのか、後半になると大きなトンボを何度も運んでくるようになりました。

しかし、ヒナには大きすぎて食べきれなかったのか、巣の下には落とされたトンボがたまり、いつの間にか「トンボの墓場」が完成……。

ツバメのヒナが食べなかったので、食べられずに捨てられたトンボ

中には羽を傷つけられ、飛べないままモゾモゾと動いているトンボもそこら中に……w

親の心子知らずな、ツバメのリアルな子育て事情でした( *´艸`)

2回目のツバメたちも無事に巣立ちました

6月18日に卵を確認してから、7月17日に飛び始めるまで約1か月。

目も開いていなかった小さなヒナが少しずつ羽を生やし、最後には自分の翼で飛んでいくところまで観察できました。

今年2回目の子育ても、全員無事に巣立ってくれてよかったです(*’▽’)

次は河北潟に集まる数万羽のツバメたちも探してみたいと思います!

おまけ:7月によく見られる身近な鳥たち

今回はツバメの成長を紹介しましたが、7月はほかにもさまざまな鳥を観察できます。

住宅地ではスズメやムクドリ、ヒヨドリ、ハクセキレイ。
田んぼや草地ではサギの仲間やキジ、カワラヒワなどが比較的見つけやすいです。

さらに、川や河北潟周辺のヨシ原まで足を延ばすと、オオヨシキリやアマサギ、コシアカツバメなど、夏らしい鳥と出会える可能性もあります。

田中が最近特によく見かけるのは、田んぼを歩いているサギたち。

白いサギは全部まとめて「シラサギ」と呼びたくなりますが、ダイサギやチュウサギ、コサギなど複数の種類がいます。
遠くから見ただけだと、田中にはまだ見分けられないことも多いです(; ・`д・´)

今月は野生のキジにも2回遭遇しました(*’▽’)

キジは夏だけ日本へやって来る渡り鳥ではなく、一年を通して日本で暮らしている留鳥です。
そのうち1回は、色鮮やかなオスと茶色いメスが一緒に歩いている番でした。

年中いる鳥とはいっても、普段は草むらや田畑の周辺に隠れているため、実際に姿を見つけるとちょっと得した気分になりますw

身近で見られる鳥の種類や特徴、見分け方については、せいかつ生き物図鑑「鳥類一覧」にもまとめています。

ツバメを見かけたときは、その周りを飛んでいる鳥にも注目してみてください~(*’▽’)

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