PR
ふるさと本舗

須岐神社の神饌だしで「えびす」を作ってみた!金沢の伝統料理べろべろ

須岐神社の神饌だしを使って作った金沢の伝統料理えびす(べろべろ) 料理

以前、金沢市東蚊爪町にある須岐神社へ行った際、御朱印と一緒に神饌のだしパックをいただきました(*’▽’)

須岐神社で御朱印と一緒にいただいた神饌のだしパック

せっかくいい出汁をいただいたので、今回はこれを使って金沢の伝統料理「えびす(べろべろ)」を作っていきます!

えびすは、溶き卵を入れた甘じょっぱいだしを寒天で固めた石川県の郷土料理。祭りや祝いごと、お正月などにも食べられてきた料理で、金沢では「べろべろ」と呼ばれることもあります。

ちなみに田中、これあんまり好きじゃないですww

嫌いでもないけど、美味しいと思ったことがないんですよね~_(:3 」∠)_

でもせっかく神社でだしをいただいたので、金沢の伝統料理として記事化するにはちょうどいいんじゃないかと思い作ってみました。作り方自体は簡単です(*’ω’*)

えびす寒天を作る

材料

  • 水:500ml
  • だし:500ml分(今回は神饌のだしパックで取ったもの)
  • 粉寒天:4g
  • 卵:1個
  • 醤油:大さじ1
  • 砂糖:大さじ2
  • みりん:大さじ1

神饌のだしパックでだしを取る

須岐神社でいただいた神饌のだしパックと中身

まずは須岐神社でいただいた神饌のだしパックから、えびすに使うだしを取ります。

えびすに使うのは500mlですが、このだしパックには水またはお湯700mlに1パックと書かれていました。

なので今回は説明通り、水700mlにだしパック1袋を使います。

鍋に入れて煮出している神饌のだしパック

中火にかけて、沸騰したら約2分間煮出してだしパックを取り出しました。

ちょっと舐めてみると、しっかりダシが出ています(*’▽’)

700ml全部をえびすに使うと多すぎるので、ここから500mlを計って使用。残っただしは別の料理に回すことにしました。

粉寒天をだしに溶かす

えびす寒天作りに使用した粉寒天

寒天はスーパーで安かった粉寒天を使いますw

先ほど取っただし500mlに粉寒天4gを加えてよく混ぜます。

だしに粉寒天を加えて煮溶かしている様子

火にかけて沸騰したら、弱めの中火で1~2分しっかり煮て寒天を溶かします。

砂糖・醤油・みりんで味付け

寒天が溶けたら、

  • 砂糖:大さじ2
  • 醤油:大さじ1
  • みりん:大さじ1

を加えます。

味見して、少し甘めのだし巻き卵のつゆみたいな感じならOK(*’▽’)

溶き卵を流し入れる

卵1個を溶いておきます。

えびす寒天のだしに溶き卵を流し入れた様子

鍋を軽く沸騰させながら、溶き卵を細く回し入れます。

ここですぐにグチャグチャ混ぜず、5~10秒ほど待ってから軽く混ぜるのがポイント。

溶き卵系の料理は何でもそうですが、卵が固まる前に混ぜちゃうと汁の中に卵が細かく混ざって濁ってしまいます。

特にえびすみたいに寒天の透明感を見せたい料理でやっちゃうと大変なことに(; ・`д・´)

容器に入れて冷蔵庫で固める

容器に流し入れた固める前のえびす寒天

火を止めたら容器に注ぎます。

粗熱が取れたら冷蔵庫へ入れ、1~2時間ほど冷やして固めます。

冷蔵庫で冷やし固めたえびす寒天

しっかり固まりました!

あとは食べやすい大きさに切って器に盛り付けます。

須岐神社の神饌だしで作ったえびす完成!

須岐神社の神饌だしで作った金沢の郷土料理えびす

おお、想像以上にちゃんとできたw

味はだしのきいた甘い寒天といった感じです。

神様に貰っただしなので当然美味しいですよ?(忖度)

えびす寒天の卵が見える断面

断面はこんな感じ。

卵もちゃんと寒天の中に散らばっていて、結構綺麗にできてる(*’▽’)

今回は使っていませんが、えびすにはすりおろした生姜を入れるものや、薄口醤油などを使ってもっと透明感のある仕上がりにするものもあります。

シンプルな料理だからこそ、味付けや固さなどは作る人の好みやお店、地域によっても違いが出るみたいですね。

田中は今でも「めちゃくちゃ好き!」とはなりませんでしたがw、今回は須岐神社でいただいただしを使って自分で作れたので満足です(*’ω’*)

食べたことがない人は、石川県の伝統料理として一度くらい試してみるのもありかもしれません(*´з`)

おまけ:えびすってどんな郷土料理?石川県外にもある?

今回作った「えびす(べろべろ)」ですが、田中は金沢に住んでいるので昔から見慣れている料理。

でも改めて考えると、甘じょっぱいだしに溶き卵を入れて寒天で固めるって結構変わった料理ですよねw

えびすは石川県全域に伝わる郷土料理で、祭りや祝いごと、お正月などのハレの日に食べられてきました。

農林水産省によると、江戸時代の料理書に登場する「たまご寒天」がルーツとされていて、当時は貴重だった卵と砂糖を使ったごちそうだったそうです。

今だと卵も砂糖も普通に買えるので全然そんな感じしませんが、昔なら結構なごちそうだったんですね(*’▽’)

「えびす」「べろべろ」「はやべし」など名前もいろいろ

石川県内でも呼び方は一つではありません。

「えびす」のほか、つるつるした見た目から「べろべろ」と呼ばれたり、「はやべし」と呼ばれる地域もあります。

さらに味や見た目にも地域差があり、金沢や能登では砂糖と醤油を使ったべっこう色のものが基本。一方、小松・加賀地区では砂糖と塩で味付けして、白っぽく仕上げるものもあるそうです。

生姜を加えたり、寒天を硬め・柔らかめにしたりと家庭による違いもあります。

シンプルな料理なのに結構自由なんですねw

富山県では「べっこう」「えべす」「ゆべし」

さらに面白いのが、お隣の富山県にもよく似た郷土料理が残っていること。

これは偶然ではなく、農林水産省によると旧加賀藩だった富山県にもこの料理が伝わっています。

富山県東部では主に「べっこう」と呼ばれ、地域によっては「えべす」、南砺市など県西部では「ゆべし」と呼ばれることもあるそうです。

作り方もかなり似ていて、寒天を醤油やみりん、砂糖などで味付けし、溶き卵を流して冷やし固めます。

富山でも正月や祭り、祝いごと、仏事など、人が集まるときに作られてきた料理なんだとか。

さらに富山では卵だけでなく、野菜やそうめん、カニなどを入れたものもあり、仏事では湯葉や豆腐、ゴマなどを使う地域もあるそうです。

田中は「えびす=金沢の料理」というイメージでしたが、調べてみると石川から富山にまたがって残っている食文化なんですね(*’ω’*)

ちなみに農林水産省の紹介には、地元でも「おかずなのかお菓子なのかわからない」という声があると書かれていました。

それはめっちゃ分かるww

田中が今までえびすを美味しいとも不味いとも言い切れなかった理由、もしかしたらそこなのかもしれません_(:3 」∠)_

こんな記事も上げてるよ~

コメント