8月の田んぼの環境を見てきました~。
時刻は朝5時。
涼しい!!(*’▽’)
真夏とは思えないくらい空気が気持ちいい(*´з`)
7月の観察ではそこら中を跳び回っていたカエルやバッタも、今回はかなり少なくなっていました。
田んぼの水もなくなり、前回見かけたミミズたちの姿も見えません。
ということで今回は生き物よりも、成熟して収穫が近づいてきた稲の様子がメインになりそうです(/・ω・)/
稲穂が色づいて垂れてきた
現在の稲の様子がこちら。
葉はまだ緑色でしっかり伸びていますが、稲穂は茶色っぽく色づき、ずっしりと垂れてきています。
7月に見た田んぼとはかなり雰囲気が変わりました。
一部にはまだ緑色の稲穂もあって、同じ田んぼの中でも成熟具合には多少の差があるみたい。
それでも全体を見ると、かなり成熟してきているのが分かります(*’▽’)
この時期は籾の中にデンプンが蓄えられ、米粒が充実していく「登熟」の時期。
ここからさらに成熟して、いよいよ収穫できるお米になっていくわけですね~。
金沢周辺では品種や田んぼによって違いますが、早いところでは8月下旬ごろから稲刈りが始まり、秋にかけて収穫が続いていきます。
美味しいお米になってほしいですね!(≧▽≦)
田んぼから水が消えていた
田中が定点観察スポットに決めたこの一帯では、見た範囲の田んぼはもう水が抜かれていました。
7月には水のある場所でいろいろな生き物を見つけましたが、今回はかなり静か。
カエルや水生生物の姿が一気に減ったのも、この環境変化が関係しているのカモ。
そして、もうひとつ気になったところがありました。
なんかここだけ稲が沈んでる……(; ・`д・´)
風で倒れた?
雨?
土壌?
それとも……
UFO?(; ・`д・´)
こうして稲がまとまって倒れる現象は「倒伏」と呼ばれ、風雨などさまざまな要因で起こります。
写真だけでは原因までは分からないので、とりあえずUFO説も残しておきますw
朝5時半から農家さんが雑草処理
田中が散策していた5時半ごろ、一台の軽トラがやってきました。
こんな時間に何事!?と思って見ていると、農家さんが田んぼへ入り、稲の間から伸びた雑草を処理し始めました(;゚Д゚)
朝早くからご苦労様です( ;∀;)
田中のご飯のためにありがとう( ;∀;)
でも前回と比べてみると、確かに稲と一緒に雑草たちもめちゃくちゃ成長しています。
オモダカも稲に負けず成長中
前回は花だけが稲の間から見えていて、葉の大部分は隠れていたオモダカ。
それが今回は……
頭丸出し。
稲に負けず成長してるw
花も残っていましたが、実も大きくなっています。
そして前回は気づかなかったコナギもあちこちに。
田中のご飯になるはずの栄養を吸い取ってる!
許せん(-“-)
まあ田中が許す許さない以前に、農家さんが朝5時半から戦ってましたw
田んぼ周辺の雑草たち
田んぼの中だけじゃなく、周辺の植物も1か月でかなり成長していました。
まずは猫じゃらし。
アキノエノコログサがまさに爆沸き。
道沿いに大量に生えています。
こちらもエノコログサの仲間。
穂に紫色が入っているムラサキエノコログサっぽいものも見つけました。
今はまだ紫色が薄めですが、こういう色の違いを見ながら歩くと、ただの「猫じゃらし」にもいろいろあることが分かって面白い(*’ω’*)
そしてカヤツリグサの仲間。
……
田中には見分けつかないわw
みんな同じ線香花火に見える_(:3 」∠)_
8月に咲いていた花
今回一番のお気に入り!
マメグンバイナズナ。
花は一番上にある白い小さな部分。
でも田中が気になったのは、その下に並んでいる実。
緑から紫っぽく色づいていて、このグラデーションがめちゃかわいい( *´艸`)
「グンバイ」は実の形を相撲の軍配に見立てた名前らしい。
ただ……
グンバイムシの「軍配」と比べると結構形が違う気がするのは如何に¯\(°_o)/¯
しぼみ気味のツユクサ。
小さくてもこの青はめちゃくちゃ目立つ~。
こちらも小さな花だけど、紫色なので草むらではかなり目立つヤナギハナガサ。
そして花自体はそれほど大きくないのに、茎は1mを余裕で超えていたメマツヨイグサ。
夕方から朝にかけて花を開き、日中にはしぼんでいく花です。
朝早く歩いているからこそ、咲いている姿を見られたのかもしれません(*’▽’)
前回食い荒らされていたイヌホオズキは……
前回、ニジュウヤホシテントウたちに食い荒らされていたイヌホオズキw
1か月後に見てみると……
すっかり裸。
あれだけいたテントウたちも、もう姿がありません( *´艸`)
そして残っていたのは、黒く熟した実。
食べるだけ食べて去っていったのか……。
川ではヒシが成長中
田んぼ横の川にはヒシが広がっています。
今回は花らしいものは見当たりませんでしたが、水面に浮かぶ葉と膨らんだ葉柄がかなり目立つようになっていました。
ヒシはこのあと水中に硬い実をつけます。
あのトゲトゲした形が「撒菱(まきびし)」を連想させる植物。
しかも実は食用にもなる。
今年、機会があったら食べてみようかなw
最後に8月の生き物たち
ここまで植物ばっかりだったので、最後は生き物編!
まずは川にいた食べごろのコイ。
みんな50cmは余裕で超えてる……(。_。)
でっけえ。
そして綺麗なアオモンイトトンボ。
たまに見かけますが、イトトンボって長時間飛び回るというより、少し飛んでは葉に止まり、また少し移動する姿を見ることが多い気がします(*’ω’*)
じっくり写真を撮らせてくれるのでありがたい。
最後は……
ホワイトザリガニ!
めずらしー(棒)
はい、ちょっと雑に締めますw
1か月で田んぼはかなり変わっていた
7月から約1か月。
同じ場所を歩いただけなのに、田んぼの環境はかなり変わっていました。
水がなくなり、カエルやバッタなど前回たくさん見かけた生き物は減少。
その一方で稲穂は大きく垂れ、雑草たちは伸び、花を咲かせていた植物には実ができ始めています。
暑さの影響なのか、水が抜かれた影響なのか、それとも単純に季節が進んだからなのか。
一度だけ見ても分からないことが、同じ場所を毎月見ていると少しずつ見えてくるのが面白いですね(*’▽’)
そして次はいよいよ9月。
稲刈りが始まったら、この田んぼはさらに大きく変わりそう。
収穫後にはどんな生き物や植物が残っているのか。
来月も見に来ます!(≧▽≦)
おまけ:7月にたくさんいたカエルとバッタはどこへ行った?
今回歩いていて気になったのが、7月にあれだけいたカエルとバッタがかなり少なくなっていたこと。
前回は田んぼの周りを歩けば、そこらでカエルやバッタがピョンピョン跳ねていたのに、今回は明らかに静かでした。
あいつらどこ行ったん?(。´・ω・)?
まずカエルについては、今回かなり大きかったと思われる変化が田んぼの水がなくなっていたこと。
田んぼにいたカエルが全部いなくなったわけではなく、水がなくなったことで、畦や水路、周辺の草むらなどへ活動場所を変えている個体もいるようです。
しかも稲や周囲の草も7月よりかなり伸びています。
単純に田中から見えなくなっただけのやつも結構いそうw
一方のバッタも、種類によって時期は違いますが、成長して成虫になると移動できる範囲が広がります。
田んぼの中だけではなく、周囲の草地などへ分散している可能性もありそうです。
今回アキノエノコログサなんかは爆沸きしていたので、食べ物や隠れ場所になりそうな草自体がなくなったわけではありません。
ということは、
「7月にいた生き物が消えた」というより、季節と田んぼの変化に合わせて居場所が変わった
と考えた方がよさそうですね(*’▽’)
田んぼって稲だけ見ていると同じ場所に見えるけど、水が抜かれたり、草が伸びたり、稲が成熟したりするだけで、生き物からするとかなり大きな環境変化なのかもしれません。
そして気になるのが稲刈り後。
稲がなくなって田んぼが一気に開けたら、今度はどんな生き物が見えるようになるんでしょうか。
7月にいたカエルやバッタがまた見つかるのかも含めて、9月の観察で確認してみます( `ー´)ノ
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