10月22日、金沢市のこなん水辺公園へ秋の様子を見に来ました~(*’▽’)
9月にも訪れた公園ですが、あれから約1か月。木々の紅葉はもちろん、以前見たハス池や田んぼがどう変化しているのかも紹介していきます!
10月のこなん水辺公園を散策!木々の紅葉はまだこれから?


まずは公園全体の風景から。
周りの公園などでは紅葉が始まり、木々が色づいてきている時期。でも、こなん水辺公園はまだかなり緑が強めに感じました。
目立って色が変わっているのはケヤキくらいでしょうか。

ただ、細かいところを見ていけば確実に秋らしくなってきている部分もあります(*’▽’)
セイタカアワダチソウとススキが広がる秋の草むら

秋らしいと言えば、やっぱりセイタカアワダチソウとススキ!
この時期はどこへ行っても見かける光景ですが、こなん水辺公園にも広がっていました。


ススキの穂もかなり開いて、ふさふさになっていますね(*’▽’)
近くで見ると、細い枝の一本一本に白い毛がついているのがよく分かります。
この毛は種子を風で運ぶのに役立つもの。秋風に揺れるススキも、こうして拡大してみると面白いですね~。
センダングサ・ヤブツルアズキ・ツルマメの種子を観察
センダングサの種子はくっつき虫!

センダングサも、くっつき虫らしく種子が出来上がっていました( ゚Д゚)
これ、秋に草むらを歩いているとズボンや靴下にめちゃくちゃくっついてくるやつ!w
先端には小さなトゲがあり、人や動物にくっつくことで種子を遠くまで運んでもらいます。
ヤブツルアズキはアズキの野生祖先

ヤブツルアズキとツルマメも、莢が黒っぽくなり、種子をばらまく準備を終えていました。

ヤブツルアズキは、食用のアズキの野生祖先とされる植物です。
種子を見てみると、確かにアズキに少し似ていますね!
ただし、大きさはずっと小さめ。普段食べているアズキと比べると、かなり小粒です( ゚Д゚)
ツルマメは大豆の野生祖先!

こちらはツルマメ。大豆の野生祖先にあたる植物です。
ツルマメも大豆と比べると、種子はかなり小さいですね。
こうした野生の植物から、人間が長い年月をかけて栽培や選抜を重ね、現在の大きな大豆が作られてきたわけです(*´з`)
普段食べている豆のご先祖様が、身近な草むらに生えているというのも面白いですね~。
花がなくなったヤブガラシの姿が寂しいw

9月にはあちこちで花を咲かせ、ハチなどの昆虫を呼び寄せていたヤブガラシ。
ところが、今回は花の部分がきれいになくなって、なんとも寂しい姿になっていましたw
花がたくさん咲いていた頃を見ていると、なんだか悲壮感を感じますね( *´艸`)
これも秋が深まっている証拠でしょうか。
10月のハス池を観察!葉が枯れ、果托も黒く変化

続いては、9月にも観察したハス池の様子です~(*’▽’)
以前とは違い、茶色くしおれた葉がかなり目立つようになっていました。
ハスの果托も黒くなり、下を向いているものが多いですね。

よく見ると、下を向いた果托の中にも、まだ種子が残っていました。
ちなみに、ハスの種子は非常に硬い種皮に覆われていることで知られています。
この種皮は水を通しにくいため、条件によっては長い間休眠状態を保つことができます。
一方で、種皮に少し傷をつけて水を吸いやすくしてあげると、発芽しやすくなることもあるんです。
長い年月を生き延びるための仕組みなんでしょうけど、これだけ種子ができているのに、すぐには芽吹かないものもあるというのは面白いですね~( ゚Д゚)
稲刈り後の田んぼには「ひこばえ」が!9月からの変化

田んぼの様子も見てきました~!
9月には黄金色に実っていた稲も、すっかり収穫されていました。
刈り取られた株からは、新しい緑色の葉が顔をのぞかせています。
これはひこばえと呼ばれるもので、稲刈り後に残った株から再び伸びてくる芽のことです。
きれいに収穫された跡を見ると、なんだか気持ちがいいですね~(*’▽’)
ハス池も田んぼも、9月とはかなり違った姿になっていました。
10月の昆虫探し!見つけたのはオオハナアブだけ?
今回も植物だけでなく、昆虫などの生き物を探していたのですが……。
9月にはあれほどいた虫たちの姿を、ほとんど見つけることができませんでした( ;∀;)

今回見つけたのは、このオオハナアブくらいです。
悲しい……w
これもまた季節の変化ですね( ゚Д゚)
これからさらに気温が下がってくると、昆虫を見つけるのも難しくなりそうです。
田中的には困ったことですw
でも、お隣の柳瀬川つつみ公園では、同じ10月22日に結構いろいろな生き物を見つけているんですよね。
こなん水辺公園では、たまたまタイミングが悪かったんでしょうか。謎……(*´з`)
とはいえ、ススキの穂や野生の豆の種子、枯れ始めたハス池、稲刈り後の田んぼなど、秋ならではの変化をたくさん観察できました!
9月と同じ場所を歩いてみると、季節によって植物の姿が大きく変わるのがよく分かりますね~(*’▽’)
おまけ:アズキと大豆はどうやって今の大きさになったの?
今回の観察では、アズキの野生祖先にあたるヤブツルアズキと、大豆の野生祖先にあたるツルマメの種子を見ることができました(*’▽’)
どちらも普段食べているアズキや大豆と比べると、かなり小さいんですよね。
では、どうして現在のアズキや大豆はあんなに大きくなったのでしょうか?
人間が大きな種子を選び続けた結果!
その大きな理由は、人間による長い年月の栽培と選抜です。
野生の植物でも、個体によって種子の大きさには違いがあります。
そこで昔の人々は、収穫した豆の中から大きくて育てやすいものなどを選び、その種子を翌年も育ててきました。
これを何世代も繰り返すことで、次第に種子の大きな性質が受け継がれ、現在のような栽培品種へと変化していったんです。
つまり、ある日突然大きな豆が生まれたわけではなく、人間が少しずつ選び続けてきた結果なんですね( ゚Д゚)
野生の豆と栽培される豆には、ほかにも違いがある!
実は変化したのは種子の大きさだけではありません。
野生のヤブツルアズキやツルマメには、成熟した莢が乾燥すると自然にはじけ、種子を周囲に飛ばす性質があります。
これは野生で子孫を増やすためには便利な仕組みです。
ところが、人間が豆を収穫する場合、勝手に莢がはじけて種子が落ちてしまうと困りますよねw
そのため栽培化の過程では、莢がはじけにくく、種子を収穫しやすい性質も選ばれてきました。
野生では有利な特徴が、農作物としては不便になることもあるんですね。
身近な草むらに食用作物のご先祖様がいる!
現在でもヤブツルアズキやツルマメは日本の野山や草地などで見ることができます。
普段何気なく食べているアズキや大豆にも、こうした野生の祖先がいると考えると面白いですね(*’▽’)
しかも今回のように、実際に小さな種子を手に取って観察できるんです。
昔の人々が何世代にもわたって大きな豆を選び続けてきたことを考えると、今スーパーで売られている豆も、なんだかすごいものに思えてきますね~( *´艸`)
こんな記事も上げてるよ~
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