2026年10月1日、金沢市の金沢城公園へ季節の変化を観察しに行ってきました~(*’▽’)
10月に入って花は少なくなっていましたが、今回もいろいろな生き物を発見!
そして、またしてもシタベニハゴロモの観察記事になってしまいそうですw
10月の金沢城公園で秋の花を観察!サルスベリとヤブラン
サルスベリはまだ開花中!花の終わりと実の成長


まずはサルスベリ!
10月に入っても、まだまだたくさんの花を咲かせていますね~(*’▽’)
ただ、そろそろ花の時期も終わりに近づいているようです。


近づいてみると、花がしおれて茶色くなっている部分も目立ちます。
まだきれいに咲いている花もありますが、花の終わった部分では実が育ち始めていますね。

こちらがサルスベリの実です!
緑色の丸い実がいくつもついていました。
サルスベリの実は熟すと褐色になり、乾燥すると割れて中から翼のある種子が出てきます。
花の時期は終わりに近づいていますが、今度は実の変化を観察するのも面白そうですね~(*´ω`*)
ヤブランの紫色の花を発見

こちらはヤブラン。
細長い葉の間から紫色の花穂が伸びています。
花が小さいので、近づかないと気がつかないかもしれませんねw
今回見つけた花はこのくらいでした。
夏にはいろいろな植物が花を咲かせていた金沢城公園ですが、10月に入ると少し寂しくなってきましたね~。
金沢城公園の芝刈り作業を見学!早朝から園内を整備

ちなみに、この日は園内の整備が行われていました。
田中が訪れた朝6時半ごろには、芝刈り機やトラックが複数台並んでいました。
芝がきれいに刈られていく様子は、見ていてなかなか気持ちいいですね~(*´ω`*)
しかも周囲には刈りたての草の濃厚な匂いが広がっていますw
こうして早朝から整備してくれる人たちのおかげで、金沢城公園のきれいな景観が保たれているんですね。
シタベニハゴロモの産卵期を観察!三十間長屋前のニワウルシへ

極楽橋を渡り、いつものシタベニハゴロモ観察ポイントへ向かいます(*‘ω‘ *)
目的地は三十間長屋前にあるニワウルシの木。
今回の観察目的は、ズバリシタベニハゴロモの卵です!
シタベニハゴロモは秋になると産卵するため、10月なら卵を見つけられるかもしれません( `ー´)ノ
シタベニハゴロモの成虫が集合!腹部が膨らんだ個体も

いつもどおりいましたw
ニワウルシの幹にはシタベニハゴロモの成虫が何匹もとまっています。
しかも、今回ちょっと気になる個体を発見しました!


見てください、このお腹!(;゚Д゚)
中には腹部がパンパンに膨らんだ個体が混ざっていました。
ほかの個体と比較すると、全然違いますね。
産卵期なので、もしかすると卵を抱えたメスなのかもしれません。
これは卵も見つかるかも~!と期待しながら、周囲の樹皮を調べてみました(*’▽’)
シタベニハゴロモの卵らしきものを発見!過去の産卵跡?

残念ながら、新しく産み付けられた卵は発見できませんでした。
しかし、過去に産み付けられたと思われる卵の集まりを見つけました!
樹皮に小さな卵のようなものが、きれいに何列も並んでいます。
シタベニハゴロモは産卵後、卵の表面を白っぽいワックス状の分泌物で覆うことが知られています。
今回見つけたものにはその覆いがほとんど見られないため、古い産卵跡なのかもしれません。
ただ、見た感じでは中から何かが出てきたように見えるものが2つくらいしかありません( ゚Д゚)
ほかの卵がどうなっているのか、写真だけでは判断できませんね。
こうして木の根元付近にある卵や成虫は比較的観察しやすいですが、木の高い場所に産み付けられたものまで対処するのは難しそうです。
シタベニハゴロモの甘露とニワウルシの樹液に集まるアリ
ちなみに、このニワウルシの根元付近を観察していると、上から水滴が降ってくることがあります。
雨ではありません。
シタベニハゴロモが排出する甘露ですw
シタベニハゴロモは植物の汁を吸い、糖分を含んだ液体を排出します。
そのため、たくさん集まっている木の下では甘露が降ってくることがあるんですね(;゚Д゚)


ニワウルシからは樹液も出ているし、シタベニハゴロモの甘露もまき散らされているしで、アリたちがたくさん集まっています。
小さな茶色いアリが何匹も集まっている場所もありました。
この周辺ではスズメバチもよく飛んでくるので、昆虫たちにとって魅力的な餌場になっているのでしょうか。
人間には分からなくても、相当甘い匂いがしているのかもしれませんねw
アオバハゴロモも発見!何をしているの?

ついでにアオバハゴロモも発見!
淡い緑色の翅がきれいですね~(*´ω`*)
この子は何をしているんでしょうか( ゚Д゚)
アオバハゴロモも植物の汁を吸う昆虫なので、ニワウルシで吸汁していたのかもしれません。
シタベニハゴロモだけでなく、ほかのハゴロモの仲間も同じ木を利用しているんですね。
10月の金沢城公園で見つけた生き物!カネタタキとキジバト
カネタタキのメスを発見!すばしっこく走り回る

こちらはカネタタキと思われる昆虫。
かなりすばしっこく走り回っていましたw
お尻の先には2本の尾状の突起があり、その間に産卵管らしきものも見えます。
メスのようですね(*’▽’)
カネタタキは秋に「チン、チン」と小さな音で鳴く昆虫ですが、鳴くのはオスです。
体が小さいうえに素早く動くので、写真を撮るのもなかなか大変でしたw
キジバトのペアが目の前に!求愛行動も観察

最後はキジバト!
2羽がペアで行動していました。
最初は飛んできて木の上で求愛ダンスのような行動をしていたのですが、その後、田中の目の前に降りてきてくれました(*’▽’)
せっかくなので動画も撮影!
ちょっと間抜けな感じの動きがかわいいですね~( *´艸`)
キジバトは公園でもよく見かける鳥ですが、こうしてじっくり行動を観察してみると面白いものです。
10月の金沢城公園を散策した感想!紅葉はこれから
今回の散策で見つけたものはこんなところでしょうか。
花が少なかったのは残念ですが、お腹がパンパンに膨らんだシタベニハゴロモを見つけられたのがよかったです(*‘ω‘ *)
公園を管理している人たちにとっては、頭の痛い問題でしょうけどw
今回も卵を探してみましたが、新しく産み付けられたものは見つけられませんでした。
次回は白いワックスに覆われた新しい卵塊を発見できるといいですね。
また、10月初旬の金沢城公園は紅葉もまだ少なめでした。
しかし、サルスベリの花が終わり始め、落ち葉も少しずつ増えてきています。
来月にはかなり景色が変わっているような気配がしますね~。
また1か月後、金沢城公園がどうなっているのか楽しみです!(*’▽’)
おまけ:10月の金沢城公園は花が少ない?秋に見られる植物は?
今回、10月1日の金沢城公園を散策してみましたが、見つけた花はサルスベリとヤブランくらいでした。
夏と比べると、ずいぶん花が少なくなったような気がしますね~( ゚Д゚)
では、10月の金沢城公園は花が少ない時期なのでしょうか?
金沢市観光協会の公式観光サイト「金沢旅物語」によると、金沢城公園では10月にヨメナが見頃を迎えると紹介されています。
ヨメナはキク科の多年草で、淡い紫色の花を咲かせる野菊の仲間です。
今回、田中は見つけられませんでしたが、探す場所によっては秋の花も楽しめるようですね(*’▽’)
また、サルスベリのように夏から咲き続けていた花が終わり、代わりに実が育ち始める植物も増えてきます。
つまり、10月は花がまったくなくなるのではなく、夏の花から秋の花や木の実へと見どころが移り変わる時期なんですね。
ちなみに、金沢城公園の公式サイトでは、季節ごとの園内の様子や植物に関する情報も紹介されています。
秋には園内の植物をテーマにした観察ツアーが開催されることもあるので、花や木に興味がある方はチェックしてみるのもよさそうです。
田中も次回はヨメナを探してみようかなw
11月には紅葉も進んで、今回とはまた違った金沢城公園の景色が楽しめそうですね~(*´ω`*)
参考・公式情報
こんな記事も上げてるよ~
- 9月の金沢城公園を自然観察! – シタベニハゴロモの甘露で黒くなったニワウルシとスッポンを発見
- 金沢城公園でシタベニハゴロモを調査! – ニワウルシに成虫・幼虫を発見
- 10月の兼六園を早朝散策! – ムラサキナギナタタケが大量発生、フジバカマや秋の花と日の出を観察
- 石川県庁前の県民の杜・歴史の径を自然観察! – 秋の七草や木の実、生き物を探してきました



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