今回は石川県庁前にある「県民の杜」と「歴史の径」を歩きながら自然観察してきました(*’▽’)
石川県庁は「森の中の県庁」というコンセプトが掲げられていて、県民の杜(おもいでの森・歴史の径を含む)や鞍月セントラルパークなど、県庁の周りをぐるっと自然に囲まれたような環境になっています。
県民の杜は植えられている植物にもこだわりあり
県民の杜の案内板を見てみると、
「原生樹種を主体に、将来巨樹となる樹木や四季の変化が感じられる樹木、山野草等を植えてあります」
とのこと。
植えられている植物もかなり多く、
高木:イタヤカエデ、クロマツ、ケヤキ、タブノキ
中木:イチイ、ウメモドキ、ガマズミ、ヤブツバキ
低木:キャラボク、クロモジ、ヒサカキ、ヤマツツジ
山野草:イカリソウ、ギボウシ、シャガ、シュンラン
さらに植物だけじゃなく、園内で使われている石まで石川県産というこだわりっぷり( ゚Д゚)
戸室石(金沢産)、胴割石(手取川産)、六方石(鳥越産)が、滝石組や景石、石積みなどに使われているみたいです。
歴史の径には石川県各地の天然記念物の幼木も
そして面白いのが「歴史の径」。
ここには石川県内各地にある国指定・県指定の天然記念物などの幼木を植栽し、将来の主景木として育てているそうです。
案内板には、国指定天然記念物として須々神社社叢のモミ、気多大社社叢のシロダモ・スダジイ・カラタチバナ、堂形のシイノキのスダジイ、御仏供スギ、鹿島の森のヤブニッケイ・スダジイ・ヤブツバキ、太田の大トチノキなどが紹介されていました。
さらに県指定天然記念物では、山伏山社叢のシロダモ・スダジイ、倒スギ、伊勢神社の大スギ、常福寺のフジ、大峰神社社叢モミ林、五十谷の大スギ、妙法輪寺のナンテン、金剣宮社叢のウラジロガシ、御山神社社叢のイヌシデ・ブナ、伊牟山神社のイチョウ、藤懸神社社叢のケヤキ林なども。
こうして見ると、ただ木をたくさん植えた公園というより、石川県各地の自然を県庁前に集めたような場所になってるんですね(*´ω`*)
……と、公表されている樹木を一通り紹介しましたが、
田中はいつも通り自分が気になったものだけ見ていきます~(*’▽’)
県民の杜と歴史の径で植物を観察
まずは植物から!
歴史の径の足元に植えられていたヤブラン。
どれもまだつぼみっぽい状態だったけど、お昼ごろには花が開くのかな?
田中は朝行動が多いから、こういう日中に花が開く植物は咲いているところを見られないことがままあるw
これも歴史の径で見つけたクリ。
木の下には小さなイガが大量に落ちていて、中にはすでに裂けて実が出てきているものも結構ありました。
ただし実はめちゃくちゃ小さい!
どんぐりサイズ( *´艸`)
こちらはコムラサキの粒々した紫色の実。
実がまとまってびっしり付いていて、実の重さなのか枝も垂れ気味。
ムラサキシキブではなくコムラサキだと思う(*´з`)
秋の七草も咲いていました
秋の七草のひとつ、キキョウ(桔梗)は綺麗に咲いていました(≧▽≦)
まだ暑い8月末だけど、クリの実といいキキョウといい、少しずつ秋らしいものが増えてきたね~。
そしてこちらも秋の七草、オミナエシ(女郎花)。
花には大きなクマバチが来ていました!
田中はこういう虫+花の写真が好きだから、これは迷わずアイキャッチにするw
クマバチのほかにも2種類ほど小さなハチが来ていて、みんな結構な時間ここに居座っていました。
ハチたちにとってオミナエシは最高の花なのかも(*’▽’)
アオスジアゲハと川のボラも発見!
花に集まる虫を見たところで、この流れで次は蝶!
奇跡的に撮れたアオスジアゲハ!
飛んでいるところを撮ったのに、翅の青いラインまで綺麗に写ってた(≧▽≦)
アオスジアゲハの幼虫はクスノキ科の植物を食草とします。
県民の杜にはタブノキも植えられているし、周辺にはクスノキもあるので、この辺りの木で育った個体だったりするのかな?(*’ω’*)
最後は歴史の径横の川にいたボラ。
ボ( ⊙ 𖥦 ⊙ )ラ
県庁の周りをぐるっと自然観察できました
この日は鞍月セントラルパークからおもいでの森を通り、最後は県庁正面まで、県民の杜周辺をぐるっと散策する一日になりました。
石川県庁の周りという思いっきり街中の場所だけど、実際に歩いてみると植物も虫も意外といろいろ見つかる!
秋の七草や木の実、クマバチにアオスジアゲハ、さらに川を覗けばボラまでいて、思っていた以上に自然観察を楽しめました(*´ω`*)
普段なら用事がなければ県庁なんてなかなか来ない場所だけど、こうやって自然を探しながら歩いてみると結構面白い場所ですね~(*’▽’)
おまけ:秋の七草、あとフジバカマだけじゃない?
今回キキョウとオミナエシを見つけて思ったんだけど、そういえば秋の七草って田中の自然観察でかなり見つけてるんじゃない?(*’▽’)
秋の七草は、
ハギ、ススキ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウの7種類。
春の七草は食べることで有名ですが、秋の七草は花などを眺めて季節を楽しむ植物として知られています。
今回の県民の杜では、キキョウとオミナエシを発見!
ハギとススキもすでに別の自然観察で見つけているし、カワラナデシコは金沢城公園で発見済み。
さらにクズの花も記事の素材には使ってないけど、ちゃんと写真は撮ってあります( *´艸`)
ということは……
あとフジバカマだけじゃんw
別に秋の七草をコンプリートしようと思って自然観察していたわけじゃないのに、8月31日時点で気付いたら残り1種類になってました(*´з`)
こうなったら今年の秋のうちにフジバカマも見つけて、秋の七草コンプリートしておきたいところです(*’▽’)
こんな記事も上げてるよ~
- 8月末の県民の杜・おもいでの森を自然観察! – 大量のカメムシとクマゼミも発見?
- 8月末の鞍月セントラルパークを自然観察! – 花や木の実、トンボの群れを見てきました
- 金沢城公園でシタベニハゴロモを調査! – ニワウルシに成虫・幼虫を発見
- 8月の早朝に兼六園でキノコ探し! – ベニタケやアワタケを観察しました



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