金沢市内の公園でカブトムシ発見!夏の夜に出会った生き物たち

金沢市内の公園で夜に見つけたオスのカブトムシとミヤマカミキリ 生き物・植物観察

金沢市内にある大きな公園で、夜の生き物観察をしてきました!

今回のお目当ては、夏の昆虫の代表ともいえるカブトムシです(*’▽’)

そして実際に探してみると、カブトムシだけでなく、ヘビやカエル、羽化中のセミなど、いろいろな生き物に出会えました。

今回の観察条件
時期:7月下旬
時間:23時ごろ
気温:約28℃
場所:金沢市内の大きな公園

それでは、さっそく一番のお目当てだったカブトムシから紹介します!

立派なオスのカブトムシを発見!

金沢市内の公園で見つけたオスのカブトムシ

めちゃくちゃいい型ですよね!(*’▽’)

……まあ、カブトムシの大きさを判断する基準は分からないんですけどw

角がしっかり伸びていて、体にも厚みがあります。

夜の木を歩く姿は、やっぱり王道のかっこよさがありますね。

木の根元の樹液にカブトムシが集まっていました

木の根元から出る樹液に集まるカブトムシとミヤマカミキリ

カブトムシが集まっていたのは、樹液が出ている木の根元です。

写真にはオスのカブトムシと、大きなミヤマカミキリも写っています。

樹液が出ている場所には、種類の違う昆虫が一緒に集まります(*’ω’*)

クワガタも期待して探してみましたが、今回の観察では出会えませんでした。

オスのカブトムシとミヤマカミキリを並べて観察したところ

せっかくなので、カブトムシとミヤマカミキリを並べてみました。

ミヤマカミキリも、カブトムシと並べるとめちゃくちゃかっこよくない?w

長い触角と渋い体色がいかにも森の昆虫という感じで、個人的にはこっちのほうが好きかもしれません(*´ω`*)

この公園では、最終的にオスのカブトムシ4匹、メス2匹を確認できました。

一晩の観察で6匹が多いのか少ないのかは分かりませんが、無事に見つけられて大満足です!

カブトムシが集まりやすい木の特徴

せっかくなので、今回カブトムシを見つけた木の特徴も紹介しておきます。

カブトムシが集まっていた樹液の出る広葉樹

こちらが、実際にカブトムシが集まっていた木です。

葉や幹の特徴からコナラの仲間に見えますが、夜に撮影した写真だけでは種類を断定できないので、ここでは樹液の出る広葉樹としておきます。

カブトムシやクワガタが集まりやすい木として、クヌギやコナラがよく知られています。

ただし、同じ種類の木ならどれでも虫がいるわけではありません。

今回実際にカブトムシが集まっていたのは、木の根元付近から樹液が出ている場所でした。

探すときは木の種類だけでなく、次のような特徴を確認すると見つけやすそうです。

  • 幹や根元から樹液が染み出している
  • 樹液の周囲が黒っぽく濡れている
  • 近づくと甘酸っぱいような発酵臭がする
  • ガやカナブン、カミキリムシなど、ほかの昆虫が集まっている
  • 幹の割れ目や根元に昆虫が隠れられる場所がある

明るい時間に樹液が出ている木を探しておき、夜にもう一度見に来る方法もよさそうです。

今回のカブトムシも、見やすい幹の上だけでなく、木の根元や割れ目に入り込んでいました。

木の上ばかり見ず、根元や幹の裏側までライトで照らしてみるのがポイントですね(*’▽’)

観察するときの注意
樹液を出すために木の皮を剥がしたり、幹を傷つけたりするのはやめましょう。
木の根元にはヘビやムカデ、ハチなどがいる可能性もあるため、暗闇へ不用意に手を入れず、ライトで確認してから観察してください。

木に仕掛けられた強烈な臭いの罠

カブトムシが集まる木に取り付けられていた昆虫採集用と思われる罠

カブトムシを探している途中、木に仕掛けられた罠のようなものも見つけました(; ・`д・´)

近づくと、鼻がやられそうなくらい強烈な臭いがします。

発酵させた果物などを入れて、カブトムシやクワガタを呼び寄せる仕掛けでしょうか。

かなりボロボロになっていたので、設置されてから時間がたっているようにも見えました。

仕掛けを使うこと自体よりも、使い終わった物を木に残したままにするのは良くないですよね。

設置した人が、きちんと回収してくれることを願います(._.)

木の上でアオダイショウを発見!

夜の公園の木で見つけたアオダイショウ

カブトムシ以外で一番うれしかったのが、こちらのアオダイショウです!

めっちゃかわいい(*’▽’)

カブトムシはいらないけど、この子は持ち帰りたいw

とはいえ、ヘビを飼うなら餌や温度、脱走対策などもしっかり考えないといけません。

田中にはきちんと世話を続ける自信がないので、写真だけ撮ってそのまま観察しました(._.)

木の高い場所から顔を出しているアオダイショウ

別の場所では、木の高いところから顔を出して、こちらをのぞいている子もいました。

暗いうえに木の模様と体色が重なっているので、分かるでしょうか?

アオダイショウは木登りが得意なヘビです。

人間から見るとほとんど足場がないような幹でも、体と腹側の鱗を使ってスルスル登っていきます。

手足がないのに高い木へ登れるって、改めて考えるとすごいですよね。

木の模様に紛れていたヤモリ

夜の公園で見つけた木の模様に擬態するヤモリ

木の幹には、模様に紛れるようにヤモリも張り付いていました。

ライトを当てて探していても、一度目を離すとどこにいるのか分からなくなりそうです。

夜の木には昆虫が多いので、ヤモリにとっても餌を探しやすい場所なのかもしれませんね。

木の幹に並んだかわいいカエル兄弟

夜の公園の木に並んでいた2匹のカエル

木の幹には、かわいいカエル兄弟もいました(*’ω’*)

少し離れた位置で、同じ方向を向いて並んでいます。

実際に兄弟なのかは分かりませんが、こうして並んでいるとそう見えてきますねw

夏の夜の主役!アブラゼミの羽化

木の幹で羽化を終えた直後のアブラゼミ

夏の夜のもう一つの主役といえば、セミの羽化です!

この日は園内のあちこちで、羽化中のセミを見つけました。

普段見慣れている茶色いアブラゼミとは違い、羽化直後の体は白っぽく、翅も透明感があります。

殻の背中が割れて羽化が始まります

幼虫の殻から体を出し始めたアブラゼミ

こちらは、幼虫の背中が割れて成虫の体が出始めたところ。

まだ体の大部分は殻の中にあります。

殻から抜けながら逆さにぶら下がる

抜け殻から逆さにぶら下がって羽化するアブラゼミ

さらに進むと、殻から抜け出した体が逆さにぶら下がります。

無防備な姿ですが、ここから体を起こし、殻につかまり直して翅を伸ばしていきます。

殻から抜け出したアブラゼミ

写真で段階を並べると、羽化の進み方がよく分かりますね(*’▽’)

少ないけどミンミンゼミもいました

羽化を終えて翅を伸ばしているミンミンゼミ

アブラゼミに交じって、ミンミンゼミの羽化も確認できました。

昼間は鳴き声で存在に気づくセミですが、夜には静かに羽化している姿を観察できます。

セミを狙うオニグモ

夜の公園で大きな網を張っていたオニグモ

木々の間には、大きな網を張ったオニグモもいました。

お腹がパンパンで、かなり立派な個体です( ゚Д゚)

クモの巣に残されていたセミの翅

近くのクモの巣には、セミの翅が残されていました。

このオニグモが食べたセミかどうかまでは分かりませんが、羽化のために集まるセミは、夜の捕食者にとって大きな獲物なのでしょう。

夏の夜はセミが羽化する時間であると同時に、それを狙う生き物たちが活動する時間でもあるんですね。

卵鞘をつけたヤマトゴキブリのメス

腹部の先に卵鞘をつけたヤマトゴキブリのメス

木の幹には、腹部の先に卵鞘をつけたヤマトゴキブリのメスもいました。

家の中で見かけるイメージが強いゴキブリですが、ヤマトゴキブリは屋外の朽ち木や樹皮の周辺でも暮らしています。

メスは翅が短く、一般的に想像するゴキブリとは少し違う姿です。

こうして自然の中で見ると、黒くて頑丈そうな体が意外とかっこいい(*’▽’)

大きなウスバカミキリの死骸

公園の地面で見つけたウスバカミキリの死骸

地面には、大きなウスバカミキリの死骸も落ちていました。

長い触角と平たい体が目立つ、大型のカミキリムシです。

生きているところも見てみたかったですが、死骸でもこれだけ迫力があります。

死骸に集まるオオヒラタシデムシ

動物の死骸に集まっていたオオヒラタシデムシ

地面では、何かの死骸にオオヒラタシデムシが集まっていました( ゚Д゚)

見た目は少し衝撃的ですが、動物の死骸を食べて分解を進める生き物も、自然の中では欠かせない存在です。

カブトムシのような人気者だけでなく、こうした虫も同じ公園の中で役割を持って暮らしています。

自動販売機の中でミイラになったカエル

自動販売機の商品見本部分に入り込みミイラになったカエル

最後に見つけたのは、自動販売機の商品見本部分に入り込み、そのままミイラになってしまったカエルです(; ・`д・´)

虫を追いかけて隙間から入り込み、外へ出られなくなってしまったのでしょうか。

周囲にたくさんのカエルがいる公園ならではの光景ですが、なんともいえない最期です……。

カブトムシとアオダイショウに出会えて大満足!

ほかにもいろいろな生き物を見つけましたが、紹介すると終わらなくなりそうなので今回はこの程度にしておきますw

一番写真を撮りたかったカブトムシに加えて、おまけのアオダイショウまで見つけることができました。

セミの羽化もさまざまな段階で観察でき、夏の公園らしい生き物を一晩でかなり撮れたと思います(*’▽’)

同じ時間帯には、親子で昆虫採集をしている人たちも何組か見かけました。

街中の大きな公園でも、夜になるとこれだけたくさんの生き物が活動しているんですね。

次は別の日、別の場所も探して、今度こそクワガタを見つけてきます!

おまけ:公園名を公開しない理由

今回観察した場所は金沢市内にある大きな公園ですが、この記事では具体的な公園名を伏せています。

公園の名前まで書いたほうが、これからカブトムシを探したい人には親切かもしれません。

実際、この日も親子で昆虫採集をしている人たちを何組か見かけました。

ただ、カブトムシやクワガタが集まる木や樹液の場所まで広く知られると、一つの場所に採集する人が集中する可能性があります。

特に今回のように、同じ木で複数のカブトムシが見つかる場所は、場所が特定されやすい写真や情報を出しすぎないほうがよいと判断しました。

また、園内では古くなった仕掛けのような物も見つけています。

仕掛けを放置したり、樹皮を傷つけたり、大量に持ち帰ったりすると、昆虫だけでなく公園やほかの利用者にも迷惑がかかります。

昆虫採集が認められているかどうかは、公園ごとのルールも確認する必要があります。

そのため、この記事は「金沢市内の公園にもカブトムシをはじめ、さまざまな生き物がいた」という観察記録として公開します。

場所探しも含めて夏の自然観察を楽しみ、使った道具やゴミは必ず持ち帰りましょう(*’▽’)

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