白山市にある綿ヶ滝いこいの森の端、綿ヶ滝へと流れる駿馬川の横に親水公園という公園があります。
綿ヶ滝を見に行ったあと、そのままこちらにも寄って自然観察してきました~(*’▽’)

山に囲まれた場所にあり、園内には小さな水路や草地、植えられた木や花などがあります。
めちゃくちゃ大きな公園というわけではありませんが、周囲の山まで含めて景色がよく、のんびり散策するには気持ちいい場所です(*´ω`*)

公園の横には車を数台停められそうなスペースもありました。
綿ヶ滝には滝を見に来ている人が結構いたのですが、こちらの親水公園には誰もおらずめちゃくちゃ静かw
その代わり、植えられた植物から野草までいろいろ見つかったので紹介していきます!
親水公園で見つけた花や植物
まずは花から~(*’▽’)
大きな深紅のアブチロンの花

まず目立っていたのが、このめちゃくちゃ大きな深紅のアブチロン!
花のサイズといい濃い赤色といい、存在感がすごいw

近くで見ると花びらがかなり大きく、下向きに咲いていました。

下から覗くとこんな感じ。
青空を背景にすると赤色がめちゃくちゃ映える( ゚Д゚)
アブチロンの仲間は下向きに花を咲かせるものも多いので、こうやって下から見ると花の中までよく見えます。
ここに植えられているってことは、雪の積もる白山でも冬越しできるってことなのかな( ゚Д゚)
10月直前でも残っていたアジサイ

続いてはアジサイ。
もう10月になるというのに、まだかなり綺麗な状態で残っていました(*’▽’)

こちらは少しピンクや緑が混ざった秋色。
初夏に見る鮮やかなアジサイとは違いますが、こういう色合いも結構好きw
香りで気づいたキンモクセイ

キンモクセイも発見!
……といっても、最初に見つけたのは花ではありません。
あの独特な香りで気づきましたw

小さな黄色い花が枝の周りにびっしり。
秋になるとどこからともなく香ってくるので、個人的にはかなり季節を感じる植物です(*´ω`*)
どこかで写真を撮っておこうと思っていたけど、まさか白山で撮ることになるとはw

木全体はこんな感じ。
花自体はかなり小さいのに、少し離れたところからでも存在が分かるくらい香りが強いのが面白いですね~。
花の終わりかけだったミソハギ

こちらはミソハギ。
もう9月末なので花はかなり終盤でしたが、まだ赤紫色の花が残っていました。
ミソハギという名前は、お盆の時期などに水を掛けて清める「禊(みそぎ)」に使われたことから、「禊萩(ミソギハギ)」と呼ばれるようになったという説があります。
ちなみに名前に「ハギ」と付いていて花の色も少し似ていますが、マメ科のハギとは別の植物です( ゚Д゚)
黄色い花が目立つルドベキア

次はルドベキア。
黄色い花びらに黒っぽい中心部分が目立ち、何株もまとまって咲いていました。
ちょうど見頃なのかかなり綺麗(*’▽’)
黄色い花を咲かせるキクイモ

これも綺麗な黄色のキクイモ。
名前に「イモ」と付いていますが、地上部分だけ見ると完全に普通のキク科の花ですねw

背丈も結構あり、黄色い花が高い位置にいくつも咲いていました。
地下には名前の通り食用になる芋状の部分ができますが、今回はもちろん掘ってませんw
好き勝手な方向を向いていたコスモス

コスモスも咲いていました。
白やピンクの花が混じっているのですが、みんな好き勝手な方向を向いてるw
秋っぽさはかなりあります(*’▽’)
赤紫色のノゲイトウ

こちらはノゲイトウ。
赤紫色の細長い花が、炎みたいに上へ伸びています。

花だけではなく、葉っぱまで赤紫色に変化しているものがありました。
緑一色よりこっちの方がかっこいい(*´ω`*)
最後はそこら辺に生えていたニラw

最後はニラw
これは公園に植えられている感じではなく、際の方に普通に生えていました。
白い星形の小さな花がまとまって咲くので、よく見ると意外と綺麗なんですよね~(*’▽’)

ただし、ここのニラはすでに花の時期が終わりかけ。
白い花よりも、花後にできた緑色の実の部分がかなり目立っていました。
ということで、親水公園で見つけた花や植物はここまで!
小さな公園ですが、9月末とは思えないくらいいろんな花が残っていました。
池ではアカハライモリや水生昆虫を観察
次はここで見つけた生き物たちを紹介していきます~( `ー´)ノ
この公園には小さな池のような場所もありました。

水もかなり浅くて底までよく見えます。
田中が近づくと、水の中を何かが素早く泳いで逃げていきました。

しばらく動かずにじっと待っていると……。


出てきた!アカハライモリかな?(*’▽’)
大きいものは8cmくらいはありそうです。田中が近づいたときに逃げたのもこの子たちだったみたい。
水がきれいだからなのか、池の中には何匹も生息していました(≧▽≦)

トノサマガエルも発見~(*’▽’)
写真は撮っていませんが、オタマジャクシも少しだけ泳いでいました。
ハリガネムシが出たカマキリをゲンゴロウが食べていた
そして水辺で一番面白かったのがコレ。

腹からハリガネムシが飛び出したカマキリが水面に浮いていて、そのカマキリをゲンゴロウたちがバクバク食べていました(; ・`д・´)
ハリガネムシに寄生されたカマキリが水辺にやってきて、そこでは今度は水生昆虫のご飯になる……。ゲンゴロウたちからしたら、ご飯が自分から水の中へやってきてくれるようなものなのかなw
写真だけだと分かりにくかったので、この様子は動画でも撮ってきました。
ほかにも、あの刺されると痛いマツモムシがスイスイ泳いでいました。タガメやミズカマキリなんかもいそうな環境ですが、今回は見つからなかったかな( ;∀;)
それでも田舎の池にいる生き物たちがそのまま暮らしているような環境で、めちゃくちゃ嬉しい( *´艸`)
池の周辺で見つけた昆虫たち

池の近くでは赤トンボも発見。ナツアカネかな?
真っ赤な腹部がかなりきれいでした(*’▽’)

こちらはイネ科の植物の穂をむしゃむしゃ食べていたイナゴ。
食べている姿がめちゃくちゃ可愛かったので動画も撮ったんですが、うまく撮れなかったので写真のみ( ;∀;)

最後はキンモクセイの近くにいたハエw
花の匂いに寄ってきたんでしょうか。田中はキンモクセイの匂い好きだけど、くさいと言えばくさいからね(*´з`)
今回見つけたのはこれくらい~。
植物もいろいろありましたが、特に面白かったのは水中かな?アカハライモリやカエル、水生昆虫まで観察できて、生き物を探しやすいビオトープでとてもよかったです(*’▽’)
おまけ:ハリガネムシはどうやってカマキリを水辺まで連れていくの?
今回見つけたカマキリもそうですが、ハリガネムシに寄生されたカマキリは、自分から水の中に入ってしまうことがあります。
でも、カマキリは本来水中で生活する昆虫ではありません。どうやって水辺まで誘導されているんでしょうか?( ゚Д゚)
実は、ハリガネムシはカマキリの光に対する反応を変化させ、水面へ誘導していると考えられています。
2021年に神戸大学などの研究グループが発表した研究では、ハリガネムシに寄生されたカマキリが、水面から反射する「水平偏光」という特殊な光に引き寄せられることが明らかになりました。
水平偏光は水面の反射光に多く含まれており、寄生されたカマキリは、この光に引き寄せられて池や川へ向かうようです。
実際の実験でも、入水したカマキリ16匹のうち14匹が、水平偏光を強く反射する池を選んだそうです。
つまり、ハリガネムシがカマキリに直接「水へ行け!」と命令しているわけではなく、カマキリが水面の光に引き寄せられるように行動を変えているということですね。
ちなみに、ハリガネムシが具体的にどのような物質や仕組みでカマキリの行動を変えているのかは、まだ完全には解明されていません。
ハリガネムシはカマキリの体内で成長しますが、繁殖するためには水中へ戻る必要があります。そのため、成長したハリガネムシは宿主を水辺へ誘導し、入水したところで体外へ脱出するのです。
それにしても、自分が繁殖するために別の生き物の行動まで変えてしまうとは……。寄生生物って恐ろしいですね(; ・`д・´)
今回の池では、そんなハリガネムシの影響を受けたとみられるカマキリが、さらにゲンゴロウたちの餌になっていました。
カマキリにとっては災難ですが、水辺の生き物たちにとっては貴重な食料になることもあるんですね~。
参考:神戸大学「ハリガネムシは寄生したカマキリを操作し水平偏光に引き寄せて水に飛び込ませる」
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