9月23日、今はちょうど彼岸花が見頃の時期!ということで、金沢市野町にある曹洞宗 神照山 香林寺へ白い彼岸花を見に行ってきました~(*’▽’)
香林寺は「願掛け寺」として知られているお寺ですが、秋になると庭一面に咲く白い彼岸花の名所としても有名です。
実は香林寺へ行く前に伏見川沿いでもたくさんの赤い彼岸花を見てきたのですが、こちらは真っ白……というより優しいクリーム色の花が一面に咲いていて、同じ彼岸花でもかなり雰囲気が違いました(*´ω`*)
白だけでなく赤や薄ピンクの彼岸花も少し咲いていたほか、お地蔵さんや羅漢像、青紫色のムクゲなど見どころも色々。
今回は2026年9月23日の香林寺を実際に散策しながら、彼岸花の開花状況や境内の様子を見ていきます~( *´艸`)
金沢市野町の香林寺とは?願掛け寺として知られる曹洞宗のお寺

香林寺は石川県金沢市野町にある、曹洞宗の神照山 香林寺というお寺です。
建立されたのは慶安4年(1651年)。
加賀藩家老の青木五兵衛が、加賀藩3代藩主前田利常に願い出て、長岩和尚を開山として建立したとされています。
青木五兵衛は境内に御影堂を建て、前田利常の位牌や青木家に伝わっていた菅原道真公の画像などを安置していましたが、その御影堂は後に火災によって焼失したそうです。
現在は「願掛け寺」として知られ、自分の干支に願いをかける願掛け十二支や「幸福の道」、開運霊薬不動尊などを見ることができます。
そして秋になると特に有名なのが白い彼岸花。
毎年9月中旬~秋のお彼岸ごろになると庭一面に白い彼岸花が咲き、金沢でも彼岸花の名所の一つとなっています。
香林寺の基本情報
住所:石川県金沢市野町1-3-15
拝観時間:9:00~17:00(3月~10月)
拝観料:大人500円
駐車場:あり。ただし台数は多くありません。
※料金や時間などは変更される可能性があるため、訪問前に公式情報も確認してください。
香林寺へ到着!山門から境内へ

まずは入り口から。
香林寺周辺には他のお寺も複数あるので少し迷いやすいですが、前の道には「願掛け寺 香林寺」と書かれた看板が出ています。
山門には赤い南無不動明王ののぼりが並んでいて分かりやすいですね。
中には駐車スペースも一応あります。
それほど広い駐車場ではないので、人が多そうな時期なら周辺のコインパーキングを利用するのもよさそうです。
田中はスクーターなのでサクッと空いているスペースへ停めましたw

山門を抜けると正面に本堂。
白壁と木造の建物に手入れされた庭木が並び、町中のお寺ながら落ち着いた雰囲気です(*’▽’)
拝観料は訪問時で500円。
受付は建物の中へ入ってすぐ右側にあります。現金支払いのみでした。
本堂の中もかなり見どころが多い

庭の彼岸花を見る前に本堂の中も軽く散策。
入ってみると想像以上にカラフル!
赤や黄色、ピンク、水色など色々な提灯が天井から吊るされていて、その奥には金色の仏具が並んでいます。
外から見た落ち着いた木造建築とのギャップがすごいですねw

こちらにもたくさんの提灯。
境内だけでなく建物の中までかなり飾り付けがされているので、彼岸花の時期以外でも見て回る場所は多そうです。

大きな太鼓や不動明王も。
香林寺には天保4年(1833年)作とされる不動明王があり、現在は開運霊薬不動尊として信仰されています。

部屋には和傘も並んでいました。
こういう小物もかなり写真映えしますね~(*´з`)
他にも能面などが展示されていて、かなり独特な空間になっています。
香林寺の庭へ!白い彼岸花が一面に
本堂を見たら、今回の一番の目的である庭へ。
庭へは駐車場横の通路から建物の裏側へ回り込むように進んでいきます。

おお~!白い彼岸花がめちゃくちゃ咲いてる(*’▽’)
通路の左右にずらっと咲いていて、その奥には不動明王。
一般的な真っ赤な彼岸花とはかなり違った景色です。


近くで見ると完全な真っ白というより、少し黄色みがかったクリーム色といった感じ。
花の形自体は見慣れた彼岸花なのに、色が違うだけでかなり柔らかい印象になりますね。
赤い彼岸花はどこか妖しい雰囲気がありますが、ここの白い花はお寺や石像と一緒に見ることもあって、田中には蓮の花みたいな静かな空気感に感じました(*´ω`*)
お地蔵さんや羅漢像に囲まれた「幸福の道」

庭の中には「幸福の道」と書かれた順路もあります。
香林寺では庭にある幸福の道を歩き、自分や家族の干支像などに願いをかける願掛けが行われています。
ただ花を見るだけの庭園ではなく、願掛けをしながら一周できるようになっているのが特徴ですね。

白い彼岸花の間には様々な石像。
一体一体表情が違うので、花を見ながら石像を眺めて回るだけでも結構面白いです。

彼岸花の横にちょこんといるお地蔵さん。
これは可愛い(*´ω`*)

こちらは完全に彼岸花に囲まれてますw
これが全部赤い彼岸花だったら一気に雰囲気が変わりそうですね。

そしてかなりインパクトがある願掛けだるま。
大きく開いた口の中には願掛けに使われたものがたくさん入っています。
普通のお寺ではなかなか見ない見た目なので、一度見たら忘れなさそうですw

庭を見渡すとこんな感じ。
まだ蕾も残っていますが、かなりの数が開花しています。
香林寺の白い彼岸花は約5000本とも紹介されていて、実際に歩いてみてもあちこちにまとまって咲いていました。
夜にはライトアップが行われる時期もあり、庭にはライトが何か所も設置されています。
夜の白い彼岸花もかなり綺麗そうですが、人が多そうなので田中は行かないw
白だけじゃない!赤や薄ピンクの彼岸花も発見
香林寺といえば白い彼岸花のイメージが強いですが、庭をよく見ていくと他の色も混じっていました。

庭の端の方には普通の赤い彼岸花も少し並んでいました。
背景に白い花が広がっているので赤色がかなり目立ちます。
赤と白の対比がいいですね~(*´ω`*)


そしてさらに数が少なかったのが薄ピンク色の彼岸花。
これまた雰囲気が変わって可愛い(*‘ω‘ *)
田中の印象だと、赤は血を連想するような強く妖しい雰囲気。
白はお地蔵さんなどに囲まれていることもあって静かで落ち着いた雰囲気。
ピンクはかなり柔らかく、単純に「可愛い花」といった感じ。
基本的な花の形は似ているのに、色だけでここまで印象が違うのは面白いですね~。
香林寺の白い彼岸花は何?シロバナマンジュシャゲについて

ここで彼岸花についても少しだけ。
一般的な赤い彼岸花はヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草で、「曼珠沙華(マンジュシャゲ)」という名前でも知られています。
昔の分類ではユリ科に含められていたこともありますが、現在はヒガンバナ科として扱われています。
そして白~クリーム色の花を咲かせるものとして知られているのがシロバナマンジュシャゲ。
赤いヒガンバナと黄色い花を咲かせるショウキズイセンの関係から生まれたと考えられている植物で、真っ白というより黄色やクリーム色が混じる花もあります。
今回香林寺で見た花も、遠くから見ると白く見えますが、近づいてみると柔らかい黄色みがあるものが多かったです。
彼岸花には毒がある
彼岸花にはリコリンなどのアルカロイドが含まれています。
特に地下にある鱗茎には有毒成分が含まれているため、食べる植物ではありません。
田んぼのあぜや墓地などに昔から植えられてきたこともあり、「怖い花」「不吉な花」といったイメージを持つ人もいるかもしれません。
一方で、秋のお彼岸の時期になると突然花茎を伸ばして咲く特徴的な植物で、現在では秋を代表する花の一つとして公園や河川敷などでもよく見かけます。
彼岸花以外に見つけた花や植物
せっかくなので彼岸花以外の植物も探してみます。


普段あまり見かけない青紫色のムクゲが見事な花を咲かせていました。
白やピンク系のムクゲは金沢でもあちこちで見かけますが、この色は田中も初めて見たかも。
外側の大きな花びらに加えて中心にも細かな花びらがある八重咲きで、淡い青紫色がかなり綺麗です(*’▽’)
見た目から「ブルーシフォン」と呼ばれる品種だと思います。
見飽きた花でもやっぱり色が違うと印象が変わりますね~。

シダレモミジもありました。
今はまだ緑~少し色づき始めといったところですが、これが紅葉して彼岸花のライトアップと重なったらかなり映えそうですね(*´з`)
彼岸花に来る虫も探したけど今回は見つからず
植物を見るなら虫も探したいところですが、今回は残念ながらほとんど見つけることができませんでした……。
彼岸花はアルカロイドを持つ植物ですが、花にはチョウなどが蜜を吸いに訪れることがあります。
田中も別の場所では彼岸花の周りを飛ぶアゲハ類を見ていますし、花にやって来るチョウを狙ってカマキリが待ち伏せしていることもあります。
実際、少し前に波自加彌神社周辺で赤い彼岸花を見た時には、花の上に大きなカマキリが待ち構えていましたw
この日は微風がずっと吹いていたためか、香林寺ではチョウの姿もなし。
白い彼岸花とチョウの写真が撮れたらかなり良さそうだったので、そこだけはちょっと残念でした( ;∀;)
9月23日の香林寺は彼岸花散策に気持ちいい一日でした


虫は見つけられなかったものの、この日は青空が広がって天気は最高。
真夏ほど暑くなく、少し風も吹いていて外を歩くにはかなり気持ちいい空気でした(*’▽’)
白い彼岸花が一面に咲く景色はもちろん、お地蔵さんや羅漢像、願掛けだるま、青紫色のムクゲなど思っていた以上に見るものが多いお寺でした。
特に白い彼岸花は赤い彼岸花とは全然印象が違い、同じ花を見ているとは思えないくらい庭全体が柔らかい雰囲気になります。
さらに赤や薄ピンクの彼岸花まで見ることができたので、色の違いを比較できたのも面白かったです( *´艸`)
香林寺では例年、秋のお彼岸の時期を中心に白い彼岸花が見頃を迎えます。
開花時期はその年の気温などによって前後するので、彼岸花目的で行く場合は香林寺の公式サイトなどで開花状況を確認してから向かうのがおすすめです。
そしてこの日は香林寺へ来る前に、伏見川沿いでも大量の赤い彼岸花を見てきました。
お寺の庭に咲く白い彼岸花とはまた全然違い、川辺の土手に赤い花がずらっと続く景色になっていたので、そちらも別記事で紹介します~(≧▽≦)
おまけ:彼岸花が咲く時期はいつ?同じ地域でも開花時期が違う?
彼岸花といえば名前の通り、秋のお彼岸の時期に咲くイメージがあります。
一般的には9月中旬~下旬ごろに花を咲かせることが多いですが、実際の開花時期は場所によって結構違うようです。
ちょうど比較できる写真がありました。

こちらは田中の祖母が育てている彼岸花で、9月11日に撮影したもの。
この時点ですでにかなり咲いていて、一部は花が垂れ始めています。
そして今回香林寺を訪れたのは9月23日。
祖母の彼岸花はこの頃にはもう完全に花が終わっていたのに、香林寺では白い彼岸花が大量に開花していて、まだ蕾のものまで残っていました。
同じ金沢周辺でも、これだけ咲くタイミングに差が出ています( ゚Д゚)
彼岸花の開花時期は気温や日当たりなど生育環境の影響を受けるため、「お彼岸だから必ず満開」というわけではありません。
しかも一つ一つの花を楽しめる期間はそれほど長くないので、彼岸花を見に行くならその場所の開花状況を確認してから行くのがよさそうです(*’▽’)
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