9月初旬、金沢の山道にある竹林を軽く歩いてきました~(*‘ω‘ *)
観光地でも何でもない普通の山道ですが、背の高い竹に囲まれた道を歩いているだけでも結構面白い。
今回は竹林の雰囲気を見ながら、道沿いで見つけた植物や虫も観察していきます!
9月初旬の竹林を歩いてみます
山道の両側には背の高い竹がびっしり。
竹が上の方でしなって道を覆うように伸びているので、日差しの強い場所でも直射日光にはほとんど当たりません。
日の当たる場所を見ると、竹の葉が黄緑色に輝いてかなり綺麗(*’▽’)
その一方で、日陰では竹の幹がずらっと並んで少し不気味な雰囲気。
明るい緑色の葉と、薄暗い場所に延々と並ぶ竹の節。
この対照も竹林の面白いところなんじゃないかな~(*‘ω‘ *)
開けた場所では、竹が大きくしなってアーチみたいになってるw
その隙間から奥の山まで見えて、普通の竹林だけど結構いい景色でした(*´ω`*)
それにしても竹林は蚊が多すぎるw
そして山に入ると毎回思うこと。
蚊が多すぎる( ゚Д゚)
この日も立ち止まって写真を撮っていると、すぐに周りへ蚊が集まってきます。
そこで歩きながらふと思ったんですよね。
蚊の幼虫であるボウフラは、流れの少ない小さな水場などでも育ちます。
でも山道を歩いていても、雨上がりでもない限り水たまりなんてそんなに見かけません。
じゃあこの大量の蚊はどこで育ってるんだ?(*’ω’*)
そこで田中が思いついたのが、折れたり切れたりした竹の節に溜まった雨水。
竹の内部なら小さな水場ができることもありそうだし、外から見えない場所なら幼虫を食べる生き物も入りにくそう。
もちろん、この竹林の蚊が実際にそこで育っているのを確認したわけではないので完全に田中の予想ですw
でも竹がこれだけ大量にある場所なら、発生場所のひとつになっててもおかしくなさそうじゃない?( *´艸`)
どうでもいい予想はこの辺にして、見つけたものを紹介していきます~。
山道にかなり大きな巣穴を発見
まず見つけたのが何かの巣穴。
結構でかい穴が開いていて、場所によっては複数あります。
キツネとかこのくらいのサイズの動物が使う穴なのかな?とも思ったけど、穴だけ見ても田中にはさっぱり分かりませんw
奥は真っ暗で様子も分からないので、近づきすぎず写真だけ撮っておきました(*’ω’*)
紫色が目立つクサギとハゴロモの幼虫
こちらはクサギ。
花が終わったあとに残るピンク~紫色の萼がかなり目立っています。
このあと実が熟してくると、青黒い実と赤紫色の萼の組み合わせになってさらに派手になります。
そしてよく枝を見てみると……
白い綿みたいなものが何匹も付いてる!
最近よく見かける、ハゴロモ類の幼虫ですね(*’▽’)
白い部分そのものが虫ではなく、幼虫が体から出した蝋状の物質。
その中に小さな本体が隠れています。
クサギの枝に何匹も集まっていたので、ここから汁を吸っていたのかな(*’ω’*)
ヤブミョウガは花から熟した実まで一緒
こちらはヤブミョウガ。
面白いことに、まだ白い花が残っている一方で、白っぽい実から黒く熟した実まで同じ株に付いていました。
花から果実へ変わっていく途中をまとめて見ているみたいで面白い(*’▽’)
花にはツマグロキンバエも来ていました。
ハエというとあまり良いイメージを持たれないことも多いですが、こうして花にやってきて蜜や花粉を利用する種類もいます。
花から花へ移動すれば、結果的に植物の受粉を助ける存在にもなる。
見た目はハエだけど植物にとってはお客さん(*’▽’)
小さなミズタマソウも咲いていました
足元にはミズタマソウ。
めちゃくちゃ小さな白い花を咲かせています。
派手な植物じゃないけど、こういう小さい花をアップで撮ってみるとちゃんと形があってかわいい(*´ω`*)
ダイコンソウの実もひっつき虫になる準備中
こちらはダイコンソウの実。
丸い実の表面には細かい突起がびっしり。
まだ青いうちは比較的柔らかいけど、熟して硬くなってくると服や動物の毛などに引っかかるひっつき虫になります。
山歩きして帰ってきたらズボンに何か大量についてるやつ( ゚Д゚)
マムシグサの仲間?変わった緑色の実を発見
最後にめちゃくちゃ面白い実見つけたw
トウモロコシみたいに粒がぎっしり集まった緑色の実。
見た感じではマムシグサなどテンナンショウ属の仲間っぽいですが、種類までは田中には分かりませんでした。
この仲間の果実は秋になると鮮やかな赤色に変わっていくものがあります。
ただしテンナンショウ類には刺激性のある成分を含むものがあり、果実などを口にするのは危険。
汁液が皮膚などを刺激することもあるので、見るだけにしておきます(; ・`д・´)
赤くなった姿も見てみたいけど……
そのためだけにまたここ来るかなぁ( ゚Д゚)
蚊がひどすぎるので早々に撤退w
この日に見つけたのはだいたいこんなところ。
竹林の景色だけでも結構面白かったし、少し歩いただけでも巣穴、クサギ、ヤブミョウガ、ミズタマソウ、ダイコンソウ、テンナンショウの仲間など色々見つかりました。
9月初旬なので森の中はまだ完全に夏っぽいですが、植物を見ると実を付け始めたものも増えてきています。
こういう何でもない山道でも、じっくり見ながら歩けば意外と見るものありますね~(*’▽’)
ただし今回は……
蚊がひどすぎて早々に撤退しましたw
写真を撮るために止まった瞬間に寄ってくるのやめてくれ( ;∀;)
おまけ:竹林はなぜ大きな木より竹ばかりになるの?
竹林を歩いていると気になることがひとつ。
大きな木が少なくて、ほぼ竹ばっかりじゃない?( ゚Д゚)
もちろん竹林の中にも普通の木は生えていますが、場所によっては見渡す限り竹だらけになっていることがあります。
その理由のひとつが、竹の増え方の速さ。
竹は地下に地下茎を広げ、そこから次々とタケノコを出して範囲を拡大していきます。
しかもタケノコは地上に出てから短期間で一気に背を伸ばすので、周囲の植物より先に上空の光を確保しやすい。
竹が密集してくると、今度は地面まで届く日光が少なくなります。
すると小さな木や草は育ちにくくなり、さらに竹が優勢になっていくというわけですね。
今回歩いた場所も、地面には草や低木が残っているものの、頭上を占めている大きな植物はほとんど竹。
地下では地下茎、地上ではものすごい成長速度。
そりゃ竹だらけにもなるわw
ただし放置された竹林では竹が広がりすぎることもあり、周辺の雑木林へ入り込んで植生を変えてしまうことがあります。
綺麗な竹林に見えても、あの密集した景色は竹のかなり強い繁殖力でできているんですね~(*’▽’)
こんな記事も上げてるよ~
- 8月の道ばたで見つけた生き物! – トビ・スズムシ・ネズミと立派なシロオニタケ
- 倉ケ嶽大池を一周! – キノコと虫を探して遊歩道を歩いてきました
- 金沢の田んぼを8月に観察! – 収穫間近の稲と生き物・雑草の変化



コメント