9月23日、金沢市保古の伏見川沿いを自然観察してきました~(*’▽’)
ここへはヒガンバナを探しに行って、その記事で一緒に他に見つけたものも紹介するつもりでしたが、見つかった花が多すぎたため記事を分けることにしました。
人が植えたものなのか自生しているのか分からないものも多かったですが、普段あまり見かけない花があちこちに咲いていてかなり面白い場所でした。人の手で管理されているようにも見えない場所もあり、真相は不明ですが紹介していきます~( ゚Д゚)
9月の伏見川沿いを散策

まずは川の様子から。
土手上の散歩道から撮影した伏見川です。写真に写っている橋は保古橋。街中を流れる川ですが両岸には緑が多く、歩いていて気持ちのいい場所でした(*’▽’)

こちらは隣のまめだ大通りの橋から見た伏見川。
川幅はそこそこ広く、水深は浅め。流れも比較的緩やかです。
河北潟周辺の川でよく見かけるヒシのような水面に浮く植物は、この辺りではほとんど見当たりませんでした。
土手上には桜の木が並んでいるので、春になれば今回とは全く違うピンク色の景色も楽しめそうです(*‘ω‘ *)
今回は保古橋とまめだ大通りの橋を通って土手を1周した際に見つけた植物を中心に紹介していきます。
伏見川沿いで見つけた花
彼岸花

まずは当初の目的だった彼岸花。
クズで覆われた川べりの中を、クズの緑に負けないくらい強烈な赤色で染めていました。
9月23日はちょうど見頃の時期で、かなりの数が開花していました( `ー´)ノ
伏見川沿いの彼岸花については別記事で詳しく紹介しています。
キバナコスモス


住宅地側に咲いていたキバナコスモス。
一部ではかなりまとまって群生していて、鮮やかなオレンジ色の花が目立っていました(*’▽’)

花をよく見ているとテントウムシも発見。
彼岸花ではほとんど虫を見つけられなかったのに、こちらには普通にいましたw
キクイモモドキ


一株だけでしたが、たくさんの黄色い花をつけていたキクイモモドキ。
ヒマワリを小さくしたような花を咲かせる植物で、宿根ヒメヒマワリなどの名前で呼ばれることもあるようです。
一株だけでも花数がかなり多く、遠くから見ても目立っていました(*´ω`*)
バラ

一つだけぽつんと大きな花を咲かせていたバラ。
周囲にバラがまとまって植えられているような場所でもなく、本当にこの一株だけだったのでかなり不思議。
鳥が種子を運んだのかな?それとも昔誰かが植えたものが残っているんでしょうか。
メドーセージ

ダークな青紫色が格好いいメドーセージ。
花の色だけでなく、黒っぽい萼との組み合わせも独特です。
これはさすがに人が植えている?w
ただ、さっきのバラも含めて妙な場所にポツンと生えているものがいくつもあったので、どこまでが植栽なのかはよく分かりませんでした。
アメジストセージ

こちらはアメジストセージ。
細長く伸びた穂に紫色の花が並び、これまた綺麗(*’▽’)
これは土手沿いの花壇のように見える場所に生えていたので、植えられた可能性は高そうです。
ピンクと紫のアサガオ


ピンクと紫のアサガオも咲いていました。
同じアサガオでも色が違うだけでかなり印象が変わりますね。
それにしても紫のアサガオの横に、キュウリみたいな植物生えてない?w
マルバルコウソウ

小さいけど強い赤色の花を咲かせていたマルバルコウソウ。
アサガオと同じヒルガオ科の植物で、細長い筒状の花をたくさん咲かせます。
金沢では9月中旬あたりから、道路脇や空き地などでもよく見かけるようになります。
マメアサガオ

こちらもアサガオの仲間であるマメアサガオ。
名前の通り花はかなり小さく、普通のアサガオほど大きく開きません。
白い小花を上から見ると、花の縁が少し角張った星形のように見えるのも特徴的です(; ・`д・´)
イモカタバミ

あちこちで似たような株を作り、ピンク色の花を咲かせていたイモカタバミ。
カタバミの仲間は雑草として扱われることも多いですが、葉の形は家紋の「片喰紋」のモチーフにもなっています。
道端でよく見る雑草という印象が強いけど、意外と昔から人との関わりが深い植物なんですね(*‘ω‘ *)
オキザリス・トリアングラリス

オキザリス・トリアングラリスというカタバミ科の植物。
紫色で三角形の葉が特徴的で、一度見たら忘れないw
葉のインパクトはかなり強いですが、花はカタバミらしく小さくて可愛らしいです(*‘ω‘ *)
以前、兼六坂でも同じものが自生しているのを見かけました。
名前の分からなかった空色のキク科の花

花壇のような場所に咲いていた空色のキク科らしき花。
薄い青紫色の花弁と黄色い中心部の組み合わせが綺麗でした。
タマスダレ


締めは綺麗な白い花をつけていたタマスダレ。
タマスダレはヒガンバナ科の植物で、今回の観察目的だった彼岸花と同じ仲間です。
彼岸花とは見た目が全然違いますが、タマスダレにもリコリンなどのアルカロイド系の有毒成分が含まれています。
さらに注意したいのが葉っぱ。
彼岸花は花が咲いている時期に葉を出しませんが、タマスダレは細長い葉をつけ、その姿がニラやノビルなどの食用植物に似ています。
間違えて食べると危険なので、野外で似た植物を見つけても自己判断で採って食べないようにした方がよさそうです(; ・`д・´)
花以外にもいろいろな生き物を発見
今回は花を中心に撮影しましたが、周囲には他にも色々なものがありました。
クズに混ざって自生しているミントがあったり、川にはシラサギやアオサギの姿も確認。
さらにエビガラスズメの幼虫も見つけました。
伏見川沿いは街中にある川ですが、植物だけでなく鳥や昆虫も観察できる場所になっています。
9月の伏見川沿いは花の種類がかなり多かった
今回、彼岸花を見るために伏見川沿いを歩いてみましたが、予想以上に色々な花を見ることができました。
人が植えたものなのか、以前植えられたものが残っているのか、それとも自然に広がったのか分からない植物も多く、その辺りを考えながら歩くのも面白かったです(*´ω`*)
今年は9月に入ってから少し涼しくなり、外を歩くのもかなり楽になりました。
花たちも暑さにやられることなく綺麗に咲いていて、秋らしい自然観察を楽しむことができました。
彼岸花については別記事で詳しく紹介しているので、そちらもぜひ見てみてください~( *´艸`)
おまけ:川沿いにはなぜ色々な植物が生えやすい?
今回の伏見川沿いでは、かなり多くの種類の植物を見ることができました。
でも歩いていて気になったのが、「これ全部誰かが植えたのか?」ということ。
花壇のようになっている場所ならまだ分かりますが、明らかに管理されていなさそうな場所にもバラやセージ類、アサガオの仲間などがポツンと生えていました。
川沿いは植物が広がりやすい条件がいくつかあります。
まず、川の流れによって種子が運ばれること。
上流側に生えている植物の種や実が水に流され、別の場所にたどり着いて発芽することがあります。
さらに鳥や他の動物によって種子が運ばれる場合もあります。
住宅地が近い場所では、庭や花壇から種が飛んできたり、園芸植物が外へ広がったりすることもありそうです。
そして川沿いは定期的な草刈りや増水などによって地面の状態が変化しやすく、植物同士の競争環境も一定ではありません。
その結果、色々な植物が入り込みやすい場所になることがあります。
今回見つけた花も、昔誰かが植えたもの、現在管理されているもの、自然に広がったものが混ざっているのかもしれません。
その辺りの正体が分からないのも、街中の自然観察の面白いところですね(*’▽’)
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