8月の北部公園で見つけた生き物観察編です!
早朝の園内を歩きながら、カエルや鳥、昆虫などを探してきました(*’▽’)
観察中にはスズメバチが出入りしている木の穴も発見。
人が普通に歩く場所のすぐ近くだったので、北部公園の事務所へ連絡しておきました(; ・`д・´)
木の洞に隠れる可愛いカエルたち
まずは可愛いカエルたち!
明るくなってきて鳥たちが活発に動き出している時間だからなのか、木の洞や隙間に隠れてる(;゚Д゚)
こういう場所まで覗きながら歩いてみると、普通に散策しているだけでは気づかない生き物が結構見つかります。
ハスの葉の上では、枯れたハスの花びらに隠れている太っちょカエルも発見。
ちょうどいい屋根みたいになってるw
さらに大きなトノサマガエルも見つけました。
小さな緑色のカエルからこんな大きなカエルまで、公園内だけでも結構いろいろ見つかります(/・ω・)/
池ではサギやツバメも観察
次は鳥たち。
鳥は動くし距離もあるので撮るの難しい( ;∀;)
池に顔を突っ込んで餌を探していたサギ。
田中が近づいたので逃げちゃったけど、飛び立った瞬間が結構うまく撮れてた(≧▽≦)
池の上空を飛び回っているツバメ。
見えるかな?
他にもこの池には鯉がたくさんいるし、水面近くにはメダカのような小魚の群れも見つけました。
木の隙間にはオオシマカラスヨトウ
次は虫たち!
今回一番多く見つけたのがオオシマカラスヨトウと思われる蛾。
正直、よく似たシマカラスヨトウとの見分けが難しい(;゚Д゚)
今回は平地の公園で多数見つけたことや見た目から、オオシマカラスヨトウではないかと思います。
横から見ると、お腹の縞々もはっきり見えています。
こうした木の隙間にじっと隠れている個体もいました。
オオシマカラスヨトウの仲間は暑い時期に活動を抑えて休眠することがあり、夏眠と呼ばれる過ごし方をします。
暑い夏の公園で蛾を探すなら、木の表面だけじゃなく洞や樹皮の隙間も面白いかも(*’▽’)
マツカレハの繭やモンクロシャチホコも発見
これは松の樹皮についていたマツカレハの繭。
マツカレハは幼虫時代に毒針毛を持つ毛虫で、繭にも毒針毛が残っていることがあります。
見つけても素手では触らない方がいいです( ;∀;)
アカマツの樹皮には、マツカレハのものと思われる卵の殻も見つけました。
こちらは桜の葉を食べていたモンクロシャチホコの幼虫。
桜につく毛虫としてよく知られていて、集団で葉を食べることもあります。
ムクゲの花にはマメコガネがいっぱい
次はムクゲについていた虫たち。
ムクゲの花に思いっきり顔を突っ込んでいたマメコガネ。
マメコガネが複数集まっている光景もよく見かけました。
マメコガネはメスが性フェロモンを出し、それにオスが引き寄せられることでも知られています。
日本では身近なコガネムシですが、海外ではJapanese beetle(ジャパニーズ・ビートル)と呼ばれ、農作物などを食害する害虫として問題になっているんだとか(; ・`д・´)
そして、そのマメコガネを捕食しているコガタコガネグモも発見!
花や葉を食べる虫がいれば、それを食べるクモもいる。
こういった捕食者たちも公園の小さな生態系の一員です(/・ω・)/
木の隙間にクモの卵のう
次は切り株の隙間で見つけたクモの卵のう。
ナガコガネグモのものにも見えますが、卵のうだけでの種類判別は難しいのでここではクモの卵のうとしておきます。
かなり奥まった場所に設置してありました。
雨とか入らないのかな?(;゚Д゚)
最後にスズメバチの巣らしき場所を発見
そして最後に田中が見つけてしまったのがこちら。
門番がこっちを見ている……。
木の穴からスズメバチが出入りしていて、奥は空洞になっています。
巣が作られている可能性があり、しかも園内中央の通路のすぐ近く。
人が普通に通る場所なので危険だと思い、北部公園の事務所へ連絡しておきました(‘◇’)ゞ
ハス池の入口付近にも、スズメバチの巣について注意を促す場所がありました。
スズメバチは毛虫など他の昆虫を捕食するため自然界では重要な存在ですが、一方で人を刺す危険もあります。
特に公園のように多くの人が利用する場所で巣や頻繁に出入りする場所を見つけた場合は、近づいたり自分で駆除したりせず、公園の管理者へ知らせるのが安心です。
8月の北部公園は夏の生き物だらけでした
他にも入口近くのケヤキからスジアカクマゼミの鳴き声が聞こえてきたり、花の周りにはアゲハチョウやシジミチョウの仲間が複数飛んでいました。
カエル、鳥、蛾、毛虫、コガネムシ、クモ、スズメバチ……。
公園を普通に歩くだけだと見落としてしまいそうですが、木の洞や樹皮、花、池などを一つずつ見ていくとかなり多くの生き物が暮らしています。
特に今回は、木の洞に隠れているカエルや夏眠中と思われる蛾、マメコガネを捕食するクモなど、ただ生き物を見つけるだけじゃなく「そこで何をしているのか」まで観察できたのが面白かったです(*’▽’)
同じ公園でも季節や時間帯を変えれば、また全然違う生き物が見つかりそう。
朝早くから夏らしい生き物をたくさん観察できて、いい散策でした(*´ω`*)
おまけ:害虫にも益虫にもそれぞれ役割がある
今回見つけた生き物には、マメコガネや毛虫、スズメバチなど、人間からすると「害虫」と呼ばれることのある虫もたくさんいました。
植物を食べたり、人を刺したりするんだから、人間から見ればそりゃ困る虫です(;゚Д゚)
でも自然の中で見てみると、害虫だからいなくてもいいというわけではないんですよね。
例えば今回ムクゲにたくさん集まっていたマメコガネ。
葉や花を食べるので植物側からすると困った存在ですが、マメコガネ自身もクモや鳥など他の生き物の餌になります。
実際に北部公園でも、
マメコガネがコガタコガネグモに捕まっていました。
毛虫も同じ。
木の葉を大量に食べれば害虫として駆除の対象になることがありますが、鳥や他の昆虫などからすれば立派な食べ物です。
そして今回事務所へ連絡したスズメバチも、人を刺す危険がある一方で、他の昆虫を捕まえる捕食者でもあります。
・植物を食べる
・他の生き物の餌になる
・別の昆虫を捕食する
・花を訪れて花粉を運ぶ
・死んだ生き物や植物などの分解に関わる
など、それぞれがいろいろな形で他の生き物と関わっています。
こうして考えると、自然の中では「害虫だから悪者、益虫だから良い虫」と単純には分けられないですね(*’▽’)
葉っぱを食べていた虫が鳥に食べられて、その鳥もまた別の生き物と関わっていく。
今回のマメコガネとコガタコガネグモみたいに、実際に食べる側と食べられる側を同じ場所で見つけると、その関係が分かりやすいです。
もちろん、人がたくさん通る場所にスズメバチの巣があれば危険なので対策は必要。
でも「人間にとって害があること」と「自然の中で役割がないこと」は全く別なんですね。
虫単体を見るだけじゃなく、「この虫は何を食べて、逆に何に食べられるんだろう?」まで見ていくと、生き物観察がさらに面白くなりそうです( *´艸`)
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