8月の早朝に兼六園でキノコ探し!ベニタケやアワタケを観察しました

8月の早朝に兼六園の緑色の苔から生えていた複数のキノコ 生き物・植物観察

8月の早朝、兼六園へキノコ探しに行ってきました~(*’▽’)

夜明け前の兼六園へ向かう兼六坂

時刻はまだ夜明け前の4時50分!

8月とはいえ、さすがにこの時間ならまだ涼しいです。

午前4時50分ごろの兼六坂周辺

早朝は利用できる入り口が限られているので、兼六坂をまっすぐ進んで蓮池門口へ向かいます。

早朝の兼六園にある蓮池門口

今回も前回と同じく、観光案内ではなく自然観察が目的です。

園内の場所や順路については詳しく説明せず、見つけたキノコや生き物を中心に紹介していきます(‘◇’)ゞ

8月の兼六園で見つけたキノコ

では、今回のメインであるキノコから!

赤色が目立つベニタケの仲間

苔の上で傘を食べられた赤いベニタケの仲間

まず見つけたのは、赤い傘が目立つベニタケの仲間。

今回は、傘がきれいな形で残っている成菌を見つけられませんでした(._.)

虫やナメクジに食べられたベニタケの仲間

大きくなったものは、傘のあちこちが食べられています。

人間にとって害のある種類が含まれるベニタケの仲間でも、ナメクジや昆虫たちは普通にむしゃむしゃ食べてしまうんですよね( ゚Д゚)

苔の中から出てきた赤いベニタケの幼菌

幼菌には、きれいなものが残っていました。

苔の緑に赤いキノコが映えていい感じです(*’▽’)

イグチの仲間とアワタケ

苔の上に生えた肉厚なアワタケと思われるキノコ

次はイグチの仲間です。

傘も傘の裏側も肉厚なアワタケ。

傘の縁から見える裏側には、ひだではなく細かな管孔が並んでいます。

苔の間に生えたアワタケと思われるキノコ

これもたぶん同じアワタケだと思います。

傘の表面に細かなひび割れ模様が入り、遠くからでもかなり目立っていました。

苔と白い石の間に生えたパンケーキのようなキノコ

かわいいパンケーキも発見(≧▽≦)

丸く開いた茶色い傘が、苔の上に置かれた小さなパンケーキみたいですw

黄色いひだが目立つキヒダタケ

苔の中にまとまって生えたキヒダタケ

こちらはキヒダタケ。

茶色っぽい傘に対して、裏側のひだが黄色く見えるのが印象的です。

少し離れた場所にまとまって生えていたので、細部まではうまく撮影できませんでした(._.)

小さなサクラタケ

苔と松葉の間に生えた小さなサクラタケ

苔と松葉の間には、小さなサクラタケも生えていました。

周囲にある苔の先端と比べると、かなり小さいことが分かります。

切り株から生えたケガワタケ?

古い切り株の隙間から生えたケガワタケと思われるキノコ

古い切り株の隙間からは、ケガワタケらしきキノコが出ていました。

葉の奥に隠れるように生えていて、切り株から直接出てきているのが面白いです。

ほかにも何種類かキノコを見つけましたが、遠かったり暗かったりして、うまく撮影できませんでした。

キノコは写真だけでの同定が難しいため、今回の名前にも間違いがあるかもしれません。その点はご了承ください(‘◇’)ゞ

タブノキの実と鳥の卵みたいな種

ブルーベリーに似た黒紫色のタブノキの実

キノコ以外にも面白いものを見つけました。

こちらはタブノキ(椨の木)の実。

黒紫色で、大きさも見た目もブルーベリーにそっくりです( ゚Д゚)

鳥の卵のような模様が入ったタブノキの種

果肉の中から出てきた種には、不規則な茶色い模様が入っていました。

指でつまんで見ると、小さな鳥の卵にしか見えませんw

兼六園に立つ大きなタブノキ

そして、こちらが実を付けていた親のタブノキ。

太い幹から枝を大きく広げた立派な木でした。

足元まで近づいてきた仲良しのカモ

兼六園の池を並んで泳ぐ2羽のカルガモ

池には仲良しのカモが2羽。

並んで泳ぎながら、そのまま田中のいる方へ近づいてきました。

浅瀬に立って同じ方を見る2羽のカルガモ

最終的には足元近くまで到着。

2羽とも同じような姿で並んでいて、かわいい( *´艸`)

兼六園で見つけた昆虫と鳥

苔に覆われた木の根元にいるウスバカミキリ

木の根元にはウスバカミキリ。

夜の街灯回りでも、山の中でも、兼六園でも見つける……本当にどこに行ってもいるなw

兼六園でセミを食べているハシブトガラス

こちらは捕まえたセミを食べていたカラス。

夏の兼六園では、セミもカラスにとって重要な食べ物になっているようです。

兼六園の木の根元に残ったセミの幼虫が出てきた穴

木の根元を見ると、セミの幼虫が地中から出てきたと思われる穴がいくつも開いていました。

7月に来たときには気になりませんでしたが、今回はかなり目立ちます。

8月の青い自然を眺めながら散策

池いっぱいに広がるスイレン

8月の兼六園の池いっぱいに広がるスイレン

池にはスイレンがびっしり繁殖していました。

水面の半分以上が葉で埋まり、少しだけ花も見えています。

池の周囲の苔や木々も含めて、夏らしい緑の景色です(*’▽’)

遮光ネットが掛けられたカキツバタ

遮光ネットが掛けられた兼六園のカキツバタ

別の池では、カキツバタの上に遮光ネットが掛けられていました。

夏の強い日差しから守るためでしょうか。

水辺を囲む木や丸く整えられた植木も、早朝の静かな景色によく合っています。

頭上に広がる緑の葉の屋根

兼六園の頭上を覆う夏の緑の葉

見上げると、頭上は緑の葉でびっしり覆われていました。

まるで葉でできた屋根のようです。

日差しを遮ってくれるので、木の下は朝の涼しさが残っていました(*´ω`*)

ウマスギゴケの森と老木

ウマスギゴケに覆われた地面と兼六園の老木

地面にはウマスギゴケが広がり、その奥には苔をまとった大きな老木。

低い位置から見ると、ウマスギゴケの小さな森に巨大な木が立っているように見えます。

まだ青いモミジのプロペラ

青い葉の間にでき始めたモミジのプロペラ状の実

モミジには、プロペラのような形をした実ができ始めていました。

葉も実もまだ青く、秋らしさは全くありませんw

これが季節とともにどんな色へ変わっていくのか、また見に来たいですね。

早朝の霞ヶ池と徽軫灯籠

早朝の霞ヶ池に立つ兼六園の徽軫灯籠

こちらは霞ヶ池と徽軫灯籠(ことじとうろう)。

この時間は観光客が少なく、水面も静かでした。

今回は観光案内ではありませんが、せっかく兼六園へ来たので定番の景色も一枚(‘◇’)ゞ

最後は風鈴の音を聞いて終了

兼六園の建物の軒下に並べられた夏の風鈴

最後は、建物の軒下に並んだ風鈴。

苔に覆われた屋根と風鈴という組み合わせが涼しげです。

夏の雰囲気を感じながら、今回の早朝散策は終了しました(*’▽’)

8月の早朝は涼しくて散策しやすい

真夏の昼間は暑い兼六園ですが、早朝ならまだ涼しく、自然観察にはかなり快適な時間でした。

ただ、午前5時にはすでに何人もの人とすれ違いました。早朝なら完全に人がいないというわけではないですね。

管理された庭園の中でも、キノコが勝手に生え、昆虫や鳥がやってきます。

人が手を入れて整えた場所の中で、自然が自分の力で広がっている様子を観察できるのはうれしいです。

7月に訪れたときとの大きな違いは、セミの声でした。

前回はあまり気にならなかった鳴き声が今回は園内のあちこちから聞こえ、今年初めてツクツクボウシの声も確認できました(*’▽’)

同じ場所でも、少し時期が変わるだけで見つかるものや聞こえる音が変わります。

次に来たときには、今回きれいな成菌を見つけられなかったベニタケも探してみたいですね(‘◇’)ゞ

おまけ:兼六園ではキノコや植物を採らずに観察しよう

兼六園は管理された庭園であり、キノコ採りをする場所ではありません。

見つけたキノコは抜いたり食べたりせず、その場で写真を撮って観察するだけにしましょう。

キノコは見た目のよく似た種類も多く、写真だけで正確に名前を判断できないこともあります。

田中も名前に自信がないものには「仲間」「たぶん」「?」を付けて、観察記録として残しています。

園路から外れたり苔の中へ踏み込んだりせず、ほかの利用者の邪魔にならないよう楽しんでね(*’▽’)

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